第27弾!ゴッドハンドとは何か?2017.9.1

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こんにちは、まつじゅんです。

何とか東北、北海道ツアー無事終わりました。

日本って広いなぁと思いました。

日本でも地域によって文化も考え方も様々なんですね。

一番びっくりしたのは、仙台の隣の町へ行った時、駅まで遠いのでタクシーに乗ろうと思ったんです。

どのタクシー会社に電話しても、「今日はいっぱいです。」で断られるんですね。

駅まで歩いて行ったら、駅にはタクシーいっぱい並んでるんですよ。

なんで???

現地の人に聞いたら、「それは信用が無いからですよ。」と言われました。

初めて来たのに信用って。。。

観光地である京都に住んでいる私にはカルチャーショックでした(笑)

でも念願の旭山動物園にも行けて、大雪山にも登れて楽しいかぎりでした。

旭山動物園ではユキヒョウに会えました。

完全に負けてるなぁとため息(笑)

檻の中にいるんですけど、こっちが檻の中に閉じ込められている感じになりました。

動物達をずっと眺めていても飽きないですね。

どうやったらこうもナチュラルになれるのかと眺めては考え、考えては眺めてきました。

それで四足で比叡山登ったら近づけるんじゃないかとか考えてやってしまう訳です。

ですから何に於いても、成功例を追うという保険を掛けている限り新しい発想は生まれません。

常識という脳のリミッターを外さないとクリエイティブには成れません。

治療院にはベッドがあるのが常識。

触って治すというのも常識。

ゴッドハンド先生に習えば治せる治療家になれるというのも常識。

今日はそのゴッドハンドにいついて書いてみようと思います。

治療家だけでなく医者も含めてゴッドハンドと呼ばれる先生方はいます。

神の手を持つ男、女と呼ばれ、誰も真似出来ないような治療結果を残す人達かもしれません。

ここではマスコミが作り上げたエセゴッドハンド先生は無しとしますね(笑)

そういうゴッドハンド先生のセミナーに行って技術を習う方も多いかもしれません。

しかし、同じ技術を身に付けたとしても、ゴッドハンド先生と同じ結果は出ませんね。

どうしてだ???

私が思うには、ゴッドハンド先生が治せるのは技術じゃないんですね。

治るのは、その名の通り神の手を持っているからです。

凄いのは神の手なんです。

神の手があれば結局何をしても治るわけです。

ですからゴッドハンド先生はセミナーで神の手の作り方を教えないといけないんです。

でもそんなセミナー聞いたことないですね(笑)

簡単に言うと神の手とは、神のようにしなやかで、柔らかくて、優しい手なんだと思います。

だから触っただけで相手もゆるんでいく訳です。

私はゴッドハンドでは無いですよ。

もう触ることすらしてないですから。

以前はそれに近いものがあったのかなとも思います。

試合直前に怪我をして、優勝候補でもないのに優勝してしまったとか沢山ありまして、

自分でも、あれ?なんだこれは?みたいなものがありました。

もう触っただけで勝つみたいな時期がありました。

でも、そういうのに飽きたんですよね。

それをあてにする選手やコーチ増えてきてですね。。。

肝心な怪我をしない為のトレーニングには無関心。

その場しのぎの手助けをしているだけで、人を育ててないんですね。

だから辞めちゃった、ついでにベッドも棄てちゃって今に至ります。

最近思うのは、飽きたら棄てる、飽きたら棄てるということが大切なんじゃないのかと。

飽きて面白くないまま続けても、面白くない自分になるだけかもしれません。

正直に言うと今も飽きてる事があります。

棄てようかどうか悩んでいますけど、たぶん棄てるでしょうね。

泣きながら、私を見捨てちゃうの?と言う女性は、

一週間後には新しい男性と仲良くしているものです。

何度も目撃しました(笑)

では、皆さまVALETE!(ラテン語でさようなら)

第26弾!ナチュラリゼーション独占禁止法。2017.8.15

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こんにちは、まつじゅんです。

今日はお盆ですね。

これを書いている日は8日でございまして、

9日から15日まで東北、北海道レッスンツアーという名の旅をしています。

明日飛行機が飛ぶかも微妙でして、雨雨台風ツアーになりそうな予感。。。

最近出かける時は台風が多いんですよね。

雨男ならぬ、嵐を呼ぶ男w

自分を成長させるには未知の体験をしていくしかないと考えているので、

殆ど行ったことのない北日本へ行って、まだ会ったことの無い人達と会って、

登ったことのない大雪山で高山植物を観て、行ったことのない旭川動物園で動物達と戯れて、

心身共にリフレッシュしたいなと期待しています。

話は変わりまして、ねっと治療院をオープンして約1カ月が過ぎました。

顧客層を見ていると面白いんですね。

私が全く知らない人か、知っている人の紹介だろうなという2つの顧客層に分かれています。

皆さまからの紹介の方はまずいません(笑)

その知っている人の紹介も、私が紹介してくださいとか、紹介しましたよ!とか一切無いんですね。

本当に良いものだと感じてくれた人達がどこかで言っちゃった現象なんですね。

そういった他人の幸せを願っている人達から人が巡るんですね。

幸せのリレーと一緒に人もお金も巡る。

こんな良いもは自分が独占して誰にも言いたくない。

こんな良いものは自分がマスターして自分が自分の顧客に教える。

こんな良いものを紹介したら自分の顧客が自分から離れていく。

これは以前にも書きましたが、誰の価値を換金するかという問いなんです。

顧客の幸せと、顧客を幸せにしている自分の幸せとでは大きな違いがあります。

その人が良くなることを願っていたら人を自分に引き留めようとは一切思わないはずなんです。

私の所に巡ってくる人達が、どこから誰経由で巡ってきたのかは結構見ています。

あの人は清らかな気持ちでナチュラリゼーションをしているんだなぁと感謝します。

巡ってこない人は、やっぱりなぁーみたいな(笑)

私もマラソンのエイドステーションのような感覚でして、沢山来たら沢山出ていけって感じです。

水も空気も人もキープすると停滞して、濁って腐るんですよね。

昔、チームのトレーナーとかもしていたんですが、チームが強くなればなるほど、

監督達はトレーナーの存在を極秘にするんですよね。

勝ちたい気持ちは分かりますが、これも独占なんですよね。

選手がチームを移籍すると大概揉めるんですが、これも独占なんです。

相手の幸せを願ってない。

そういう人たちからは私も心が離れていきます。

このメルマガのタイトルは、「まつじゅんの治せるセラピスト講座」ですが、

治せる自分を追うのではなくて、治った患者を追って欲しいというのが本質です。

私が育てた選手ではなくて、手元から離れても育って欲しいと願いましょう。

今宵はここまでに致しとうございます。

第25弾!忘れちまった悲しみに。2017.8.1

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こんにちは、まつじゅんです。

夏真っ盛りですけど体調は如何ですか?

私はサウナのような暑さの中、公園でナチュラリゼーションをしています。

ホットヨガならぬホットナチュラリゼーション!

ナチュラリゼーションと選手達の応援で真っ黒に焼けました。

これでもケニア人に言わせれば私は白人らしいですから(笑)

先日も中学生の陸上大会へ応援に行ってきました。

その子はあと0.1秒で全国大会へ行けたんですけどダメでした。

レース後に僕の所に来てわんわん泣いているんですよ。

この世の終わりかという位泣いてました。

泣く程本気でやってきたということですよ。

むしろ泣いて無かったらどうしようかと思っていました。

100Mの桐生でも負けてわんわん泣いてましたね。

泣かなくなったらもう成長しないということです。

と、ここまでは前振りです。

本題はここから。

泣かない人は真のプロフェッショナルには成れないということです。

治療家であれば、治せなかった時に泣いてきたかどうか。

コーチであれば、勝たせてあげられなかった時に泣いてきたかどうか。

泣いてこなかった人は二流三流で終わります。

泣くほど本気でやってこなかったということです。

治らなかった時に何かのせいにしてきたから泣けないのです。

ダイナミックアーチやナチュラリゼーションは私が泣いてきた結晶なんです。

あ、恰好良く言っちゃいましたw

ブログやメルマガで私の情報を知って頂いて、勉強して頂いてありがとうございます。

でも私が一番伝えたいのは、情報よりもイズムです。

プロならガチでやる。

でも最近は私も泣いてないですね。

去年、前十字靭帯断裂を治せなくて泣いて以来泣いてなですね。

その代り言う言葉がかなり変わりました。

あなたが治す気が無ければ私は治せません。

やらない人は知らないですとか普通に言ってます。

飛び込みで来た人の大半は断っています。

とりあえずどうぞ!とか全く言わないですね。

そういう意味では未だにガチですね。

こういう風に書くと私はとっても非情で冷たいように見えるかもしれませんが、そんなことないですよ(笑)

やんわり本当のことをさらっと言っているだけです。

まあ、本気でやってみることですよ。

裏切られても、笑われても、お金にならなくても本気でやりたいと思える人を一人でも作る。

では、またお会いしませう!
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第3期プロフェッショナルセミナー始まりました。

今回は5名の有志のみなさまがご参加されました。

みなさま真面目で熱心な方ばかりでした。

あっと言う間の半年間になると思いますが、みなさまと一緒に成長できたらなと願っています。
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プロ注目152キロ右腕、牧丈一郎君率いる啓新高校は残念ながら甲子園へは行けませんでした。

今年のドラフト会議から目が離せません。

ナチュラリゼーションの申し子とも言える、中学3年生S君が今月末の全国中学陸上に110Hで出場します。

ケニア人ランナー、サイモンとエマニュエルはケニアで絶好調らしいですw

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第24弾!ねっと治療院の未来を作るの巻。2017.7.15

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こんにちは、まつじゅんです。

今回が24回目という事は遂に、このメルマガも一周年を迎えました!

だから何?

いや、別に何も無いですw

只々、いつも読んで頂き感謝の気持ちでいっぱいです。

それはそうと、遂にねっと治療院がオープンしました!

https://note.mu/naturalization/m/m2daf44be71f0

オープンしてまだ一週間ですが、ぼちぼちご利用して頂いております。

意外だったのがご利用頂いている方が今の所、地方の方ばかりなのです。

東京の方にとって540円は安すぎるのかなと思っています。

同業者の方にすれば、有りえない値段だと思います。

この値段は、中高生でも気軽に買える値段にしているんです。

うちの顧客層は地域密着とは正反対で日本全国の方々が多いので、こっちの方が良かったのかなと思います。

でもこのねっと治療院を始める前に一応調べたんですよ。

同じような事を誰かが既に始めていないかを。

調べたら全くもって誰もしていないんです。

ここは競争の無い完全なるブルーオーシャンでした。

地域密着型ではレッドオーシャン、血の海で競争しています。

私はこのレッドオーシャンでは完全に敗者でした。

近所の人は何で潰れないのか不思議がってるかもしれません。

その内ねっと治療院もブルーオーシャンでは無くなるとは思います。

しかし、これ結構覚悟がいりますよ。

これを始めたらリアル店舗での顧客は確実に減ります。

本当に治るものをネットで配信すると来院者は減ります。

私の動画のメニューをリアル店舗でやっても来院者は減ります。

だって治っちゃうので。

ですからリアル店舗を棄てる覚悟がいるので安易に参入できないんです。

今や京都にある松本じゅん接骨院は収益を上げる為にあるのでは無く、完全にラボです。

コンテンツを作る為の自由でガチンコでやっている壮大な実験場です。

やる気のある人しか来ないのでストレスもありません。

メルマガの第1弾にも書きましたけど、3年前までバイトしてました。

昼休憩にランチ屋さんでウェイターして、接骨院終わってから深夜2時までマッサージ屋さんでバイトの日々でした。

電車賃無いから走って帰ろうとその頃ランニングを始めたんです(笑)

そのおかげで今はトップランナーに指導できる訳です(笑)

お金無くても死なないですよ、日本では。

では、またお会いしましょう!

第23弾!知りながら害をなすな。2017.7.1

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こんにちは、まつじゅんです。

前回のメルマガで、将来9割の治療院はネットに負けると書きました。

暫くしてテレビのCMで気付いたんですが、大手予備校グループがカリスマ講師の有料ネット配信を始めたのです。

要するに、カリスマ講師の動画を見ればわざわざ予備校に通わなくていいですよという事なんです。

9割の弱小予備校は負けていく。。。

もう既にこういう時代に突入しているんですね。

英会話スクールも通う必要無くて、今はスカイプなどでレッスンを受けるのが主流になってきています。

近い将来はAIで英会話が学べるようになるはずです。

医療業界は保守的なのでまだそのような現象は起きていません。

しかし、この波は確実にやってきます。

二五〇〇年前のギリシャの名医ヒポクラテスの誓いをご存じですか?

医療職の人なら絶対に学校で習いましたよね?

その誓いの一節で有名なのが、「知りながら害をなすな。」であります。

悪いと知っていて害を与えるな。

不純物が入っていると知りながら在庫を処分するために売る。

危険と知りながら作ってしまったエアバッグを売り続ける。

医療業界で言えば、治らないと分かっていながら売上の為に治らない治療を続ける。

ヒポクラテスの言葉はどんな業界のプロにも当てはまります。

きれいごとですよね。

商売は売り上げてなんぼですよ!

現代経営学の父と呼ばれるドラッカー教授もこのヒポクラテスの誓いの重要性を謳っています。

どういう事なのか?

私の意見として、知りながら害をなしている個人、会社、業界は衰退していくということです。

嘘をお金に換えるというのは、経済学的にもありえないんでしょうね。

ドラッカー教授はそれを見抜いていたんだと思います。

価値をお金に換えるが真実ですね。

道徳論ではなく、経済学的に真実だと思います。

同業者と話していると、売上の為に治らない作業を毎日繰り返している人が殆どです。

松本先生の言うことは分かっているんですけど、でも売上のために仕方ないんですよ。

要するに、分かっていて顧客に害をなしているわけです。

嘘を換金して生きていると個人も衰退する。

それがまかり通っている業界も衰退する。

実際衰退してますよね?

不景気ではないのに衰退している業界は本当に衰退しているんですよ。

そして、カリスマ医師や治療家のネット配信の波がやってくる。

と、危機を煽っておいてプロフェッショナルセミナーに誘うわけですね(笑)

いや、この危機が嘘なら私は害を与えるわけです。

将来どうなるかは断定できませんけど、少なくとも私は知りながらの嘘はついていません。
プロフェッショナルセミナーも横浜第二期、京都第一期が今月で無事終わりました。

横浜第三期は定員が埋まりそうですが、京都はまだゼロ(笑)

東京の人はと言いますか、東京に集まる人の情報アンテナはやっぱり飛び抜けていますね。

変わっていく東京と変わらない京都。

変わらない事がステイタスの京都なんですが、それは町並みとか文化の話ですね。

ネットに国境も県境も無いので、この波はどこにでもやってきます。

でも京都はよいことどすえ。

ぜひおこしやす。

第22弾!まつじゅんの逆襲。2017.6.15

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こんにちは、まつじゅんです。

遂に、まつじゅんの逆襲が始まる。

いや、別に誰に対してとかじゃないですよ(笑)

敢えて言うなら既存の病院も含めた治療院業界にですかね。

患者を通わせ続けないと儲からない仕組みになっています。

だから治すことの質がどうしても落ちていきます。

病院は治らない人達を如何に集めるかで経営が成り立っています。

変形性関節症、高血圧、糖尿病などほぼ治らないとされてて、

半永久的に通院してくれる患者で経営が成り立っています。

病気でも無いのに、それって新しい病気ですよというCMも良く見ますね。

あれは新しい病名を作って患者を増やしていんです。

この業界は患者ファーストでは無いんです。

患者の最大の利益は治癒することです。

患者の利益と病院、治療院の利益が一致しないという不幸な事になっています。

レストランなら最高に美味しい料理=美味しいものを食べたい顧客で利益が一致しますよね。

美味しいからまた行きますね。

治療院は治ったからまた行くとは成りませんね。

治療院が少ない時代は良かったのですが、ここまで増えると過剰競争になっています。

私のように治癒第一でやっていくと患者はどんどん減ります。

ナチュラリゼーションを開発して、触らなくても治せるようにしました。

遠方の人々にはメールやLINEだけで済むようになりました。

無料ですよ、無料(笑)

京都を離れて遠くへ進学した選手たちとか、困っているケニア人ランナー達を何とかしたい。

そういう思いで人助けに没頭している内に、もっと分かりやすく、簡単に伝える方法は無いだろうか?

と試行錯誤して動画を作ったり、いろいろな情報をマニュアル化していったんですね。

そうしたらかなり精度の高いコンテンツになっていたんです。

誰がやっても7割までは満足できる程の精度の高い、再現性の高いものだと最近分かってきたんです。

でも実際通院して診てもらわないと不安ですよね?

それは古い世代の方のご意見です(笑)

私が遠隔治療している十代の人達はむしろ逆なんです。

わざわざ時間掛けて通院して治らない治療されるよりも、ネットで簡単に治る情報を得る世代なんです。

学校では目の前に先生がいるのに、めんどくさいから手元のスマホのGoogle先生に聞く世代。

学校の先生のライバルは今やスマホなんです。

医者や治療家のライバルもスマホになるんですよ。

私が作ってきたセルフケアの情報はおそらく巷の9割の治療院を越えます。

越えるとは、そこに通うよりも結果を出せるという事です。

という事で近いうちに、ネット治療院を開設します。

パクっても無理ですよ(笑)

今まで触りたくって、通わせまくってきた治療家には無理です。

デパートがアマゾンや楽天に負けるなんて20年前は誰も予想できなかったですね。

治療院業界も必ずそうなります。

さあ、生き残る為にベッドを棄てよう♪

第21弾!千日行を満了して。2017.6.1

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こんにちは、まつじゅんです。

第16弾でお話しました比叡山四足歩行での登頂を先日達成しました。

一度目は疲労と手首の痛みで七合目で断念。

次は七合目からスタートして登頂した事にしようかと思いましたが、

それをしたら嘘になると思いまたゼロからチャレンジ。

高さ800M約4キロの山道を五時間かけて登頂しました。

疲れと手首の痛さで何度か諦めようと思いましたが、

ここで諦めたら二度と登頂出来ないだろうなと思い最後まで頑張りました。

ナチュラリゼーションを思いついて、そして試行錯誤しながらのこの千日。

比叡山四足歩行を千日行の集大成として自ら考え、達成する事で一つの区切りを着けました。

達成して何が変わったかと言えば、何も変わりません。

誰からも褒められる訳でも無いですし、何のメリットも有りません。

むしろメリットを追って生きてきた自分の虚栄心を棄てる為の旅でした。

これからも続く旅の途中であって山を一つ越えたに過ぎません。

比叡山四足歩行は辛かったですが、ナチュラリゼーションの千日は楽しいものでした。

何よりも体が自由になりました。

体が自由になるにつれて心も自由になってきました。

自分が変わるだけで相手は勝手に変わっていくのだと実感しました。

患者も勝手に治っていくし、選手も勝手に育っていく。

結局は治らないのも、育たないのもその人自身が体の鎖、心の鎖で自らを縛っているだけなんです。

それに気付いてもらうには、私自身が鎖の解けた人間であるだけ良いのです。

今回は私のナチュラリゼーション千日行の感想文でした!

読んで頂いて有難うございます。

では、またお会いしましょう。

第20弾!指導者引退のススメ。2017.5.15

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こんにちは、まつじゅんです。

このメルマガも早いもので20回目を迎えています。

こんな私の戯言を読んで頂きありがとうございます。

GWはウチに来てくれている選手達の試合観戦をしていました。

京都市中学の陸上大会では一人は400M優勝、もう一人は110Mハードル3位でした。

10年後に日本のトップに立ってたらいいなという計画で、今で3年目ですかね。

この子達は小学生からナチュラリゼーションを始めていて、まさしく申し子なんですね。

小学生の頃は京都市の予選も通らないくらいの普通の子達でした。

こういった並の能力が10年間のナチュラリゼーションでどこまで変わるのかを眺めています。

才能ある子にしても中々その効果が分からないですし、

だって才能あるからでしょ?となりますからね。

私自身はまだまだナチュラリゼーションを疑っていまして、絶対結果が出るとは思っていないのです。

中3で京都で1~3位、高3で全国で1~3位にいてくれたらなというのが最初の予想でした。

ナチュラリゼーションが本物なら、並の才能でもこういった経過を辿るはずだという仮説です。

今のところ最初の予想通りに育っていってますね。

まだ中3なので私は勝負だ!なんて一切思っていなくて、

何か聞かれたら、しっかり食べて休みなさいとばっかり言ってます。

別の日に福井県まで高校野球の試合を観戦してきました。

京都から福井の高校に野球留学してる子の応援でした。

この子は才能があって中学の頃から全国レベルのピッチャーでした。

高校行ってからは怪我の連続で1、2年の頃は全然活躍できなかったんですね。

私の教え方がまずかったのかなとずっと後悔してました。

天才ほど苦難の道を歩む。

最近はそう考えています。

彼が今年高3になって活躍し始めました。

彼目当てにプロのスカウト達が球場に来ていましたし、このまま行けばプロに行くでしょう。

この天才少年でさえ、ここまで来るのに5年かかっているんですね。

ですから近道など無いのですよ。

結果を約束するという嘘をついてはいけない。

私が教えてこんなに結果が出ましたと言っているうちは三流です。

結果を出したいという指導者の呪縛を棄てる。

治療家も同じ。

指導者失格、治療家失格。

じゃあ失格なのに、何でそんなに選手が育ったり、怪我が治ったりするんですか?
それはですね、ナチュラリゼーション先生の力です、はい。

自然の力。

自然の力を引き出す為には余計なものを足してはいけない。

では、また!

第19弾!人を治そうなんておこがましいね。2017.5.1

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こんにちは、まつじゅんです。

すっかり春ですね。

桜も綺麗に散り、今はつつじが綺麗ですね。

皆さんは如何お過ごしですか?

数年前までは毎日毎日追い詰められていた私。

俺しか治せないんだ。

自分が治した事を誇示したい。

ガラパゴス的に生きてきたので、人のものを盗んで受け売りすることは無かったですけど、

とにかくオリジナルの技術で卓越性を得たいと日々苦しんでましたね。

それが最近、全く心身共に楽なんですよね。

体に何のコリも無い。

精神的にも緊張とか焦りとか、劣等感や優越感すらも殆ど無いのです。

このまま植物になってしまうんじゃないかと、流石にそれには不安を感じます(笑)

人が人を治せるとしたら、人を変えないといけなくなります。

生活習慣を変える。

動きを自然に変える。

考え方を変える。

セラピストとして一番苦労する所ですよね。

しかしですよ、治療家自身が心身共に自然で健康であれば、

患者は自然と変わっていくと思うのですね。

何とかしよう!とかじゃなくて、こっちが普通にしてたら勝手に治っていくような感じです。

何とかしてください!

何とかしましょう!

では無く、

何とかしてください!をあっさり流す(笑)

相手にすがる、期待するという依存心があると治りません。

だからあっさっり流すんです私は。

しかし、これは自分が心身共に健康でなければ出来ません。

相手を変えようとしてしまうのですね。

別の言い方をしますと、人を変えられるというおごりがあるのです。

相手が自然なあなたを見て勝手に変わるのですから、こちらがそれを期待してはいけません。

ナチュラリゼーションを続けていくと、セラピスト自身が心身共に健康になっていきます。

そして気付いたら、相手が勝手に治ってくれる存在になれるのです。

ナチュラリゼーションは知識や技術ではありません。

ひたすらやっていく事でしか学べないのです。

これはパクッたり盗んだりできないものなんですね。

盗むという気持ちでは何も得られないのです。

学べ、学べる自分であれということを思い知らされるんですね。

ナチュラリゼーションは私の所有物ではありません。

こんな自然の叡智を私などが所有できると思う事自体愚かなこと。

ナチュラリゼーション先生、ありがとうございました!

では、また!
新コーナー
この疾患はどうしたら治る?

弾発指(バネ指)

この疾患は手の外在筋優位の運動パターンが惹き起こします。
まずは指を開いて手を床に着くだけで萎縮した内在筋が緩んできます。
ハイハイでも結構です。
これだけで十分です。

新治療手技ドクターKのご紹介。
http://ameblo.jp/matsujun-sekkotsuin/entry-12265381617.html

第18弾!ケニアより愛をこめて。2017.4.15

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こんにちは、まつじゅんです。

先日二度目のケニアの旅から無事帰ってきました。

たった1週間の旅でしたが、後半はナチュラリゼーションサポート選手のエマニュエルの実家にお邪魔してきました。

エマニュエルの実家はかなりの農村部でして、牧畜と農業を手伝ってきました。

この村が出来て以来初めての白人の来客という事で、村中から沢山の人々がやってきました。

私はこの黒さでも白人らしい。(笑)

朝起きて乳搾りして、放牧して、農業して昼過ぎには仕事は終わり。

あとは近所の人達がやってきて、お話して、ごはん食べて寝るという一日。

ほんとに何も無いんですけど十分かなと思いました。

子供たちも沢山いて学校も通っています。

毎日片道10キロ歩いて。

そりゃあ走るの速くなりますよ。

ケニアもかなり近代化してきて最近はみんな靴を履いています。

しかし、学校行く時は靴で家に帰ってきたら裸足生活とかまだ農村部ではしているんですね。

足の発育を考えると幼少期までは靴を履かない方が良いとあらためて実感しました。

そんな村でエマニュエルは期待の星で村中の人々が応援していました。

日本の実業団と縁が出来たら呼び寄せたいと願っています。

その村に滞在中に小学校を訪問しました。

お金が無くてインフラどころか教科書も十分に足りないらしいです。

寄付を期待されて呼ばれたという意味もあったでしょう。

今まで寄付とか募金とか興味無かったんですけど、

実際会って触れ合うと何とかしてあげたくなりますね。

おこがましいんですけど、ナチュラリゼーション ケニア募金なるものを作りました。

学校で一番足の速い子をランニングキャンプへ紹介したいと仰ってました。

皆さんの募金で世界チャンピオンになるまでサポートできる事を夢見ています。

そして、裸足ランニングキャンプではどうだったのか?

一月にみっちりナチュラリゼーションを教えたんですけど、これが全然やってない(笑)

運営側がやならいという方針にしたようです。。。

怪我人も続出でしたね。

何と言いますか、ケニアの国民性と言いますか、なかなか計画を立てて継続するというのが難しいようです。

その日暮らし的な所があって、今日食べれたらいいやみたいな感じがあります。

でもこの冬の間、私の生徒がキャンプに滞在してまして、彼女は毎日ナチュラリゼーションをやってたんですね。

その日本人の真面目さ、継続力をずーっとケニア人は見ていたわけです。

怪我をしてどうしようかと悩んでいるある選手が一緒にナチュラリゼーションをやりだす。

気にはなっているけどどうしようかと考えている選手もちらほら。

まあ、結局ナチュラリゼーションも一日にしては成らずで、ケニアなんて特に地道に普及していくしか無いんですよね。

という訳でケニア留学したい方まだまだ募集中です!

では、今日はこのへんで!