こんにちは、まつじゅんです。
このメルマガも早いもので20回目を迎えています。
こんな私の戯言を読んで頂きありがとうございます。
GWはウチに来てくれている選手達の試合観戦をしていました。
京都市中学の陸上大会では一人は400M優勝、もう一人は110Mハードル3位でした。
10年後に日本のトップに立ってたらいいなという計画で、今で3年目ですかね。
この子達は小学生からナチュラリゼーションを始めていて、まさしく申し子なんですね。
小学生の頃は京都市の予選も通らないくらいの普通の子達でした。
こういった並の能力が10年間のナチュラリゼーションでどこまで変わるのかを眺めています。
才能ある子にしても中々その効果が分からないですし、
だって才能あるからでしょ?となりますからね。
私自身はまだまだナチュラリゼーションを疑っていまして、絶対結果が出るとは思っていないのです。
中3で京都で1~3位、高3で全国で1~3位にいてくれたらなというのが最初の予想でした。
ナチュラリゼーションが本物なら、並の才能でもこういった経過を辿るはずだという仮説です。
今のところ最初の予想通りに育っていってますね。
まだ中3なので私は勝負だ!なんて一切思っていなくて、
何か聞かれたら、しっかり食べて休みなさいとばっかり言ってます。
別の日に福井県まで高校野球の試合を観戦してきました。
京都から福井の高校に野球留学してる子の応援でした。
この子は才能があって中学の頃から全国レベルのピッチャーでした。
高校行ってからは怪我の連続で1、2年の頃は全然活躍できなかったんですね。
私の教え方がまずかったのかなとずっと後悔してました。
天才ほど苦難の道を歩む。
最近はそう考えています。
彼が今年高3になって活躍し始めました。
彼目当てにプロのスカウト達が球場に来ていましたし、このまま行けばプロに行くでしょう。
この天才少年でさえ、ここまで来るのに5年かかっているんですね。
ですから近道など無いのですよ。
結果を約束するという嘘をついてはいけない。
私が教えてこんなに結果が出ましたと言っているうちは三流です。
結果を出したいという指導者の呪縛を棄てる。
治療家も同じ。
指導者失格、治療家失格。
じゃあ失格なのに、何でそんなに選手が育ったり、怪我が治ったりするんですか?
それはですね、ナチュラリゼーション先生の力です、はい。
自然の力。
自然の力を引き出す為には余計なものを足してはいけない。
では、また!