第58弾!Born to runからナチュラリゼーションの時代へ2018.12.1

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こんにちは、松本淳です。

今日から12月ですね。

早いですね。

人生が過ぎるのは早いですね。

皆さん、ナチュラリゼーションしてますか?

前回は、四年経って初めて走りたくなる体に気づいたと書きました。

これを十年やったら私はどうなるんだろう?

これは全く予想できません。

もっと自由になっているのか、それとも限界が来て退化しているのか?

三年経った時は、これ以上進化は無いかもしれないと感じていたんですが。

自分自身の体験を考えると、一年や二年で結果が出ますよって人には言えないですね。

商売的にそう言わないと、誰も始めてくれないのは分かっているんですけどね。

時間の掛かる事はみんな嫌!

すぐに結果が欲しい!

お任せください。すぐに結果を出します!

結果にコミットすると謳っていたあの会社も今や赤字転落。

やっぱりやっている事に無理があると、無理の足し算になって限界が来るんですね。

これが引き金となって、フィットネスバブルは崩壊していくでしょう。

バブル期というのは、まがい物でも売れるんですね。

バブルが崩壊して、やっと本物だけが残るんです。

治療業界も数年前からバブル崩壊が始まっています。

オリンピック後、消費税増税後におそらく不況がやってくるので、この崩壊現象は加速するでしょう。

私にしたら、早く不況よ来い!っていう感じです(笑)

話を戻しましょう。

このメルマガでも何回か書いていますが、この二年間ずっとトレーニングを一緒にしてきた仲間がいます。

西澤君っていう方なんですけど、先日の福知山マラソンで裸足フルマラソンの日本記録を樹立しました。

別に裸足ランニングを目的としていないのですが、ナチュラリゼーションを続けた結果、裸足でも走れたという感じです。

靴を脱いで裸足になれば怪我が減って、速く走れる?

という謳い文句は、ベアフットシューズを売りたい人達の夢物語であった訳です。

そう言っている人達が、治療家で実際はベッドで揉みまくっていたり、アキレス腱断裂していたりというのが現実です。

やっぱり嘘は、最後には淘汰されていくんですね。

西澤君は去年も福知山マラソンを走ったんですけど、疲労骨折寸前までなって、その後2か月は走れませんでした。

ナチュラリゼーション一年目の彼の姿でした。

二年目の今年は、走った後も状態が良かったです。

これが彼の二年間の成長なのかと感じました。

彼は速いですけど体のベースが貧弱で、ずっと無理して走ってきてたんですね。

体のベースを作り直すというのは、おそらく十年掛かる作業なんだと思います。

セミナーに通って頂いた楠山さんも、50歳を超えて更なる進化を体験されています。

彼もランナーで若い頃にサブ3を達成されましたが、歳と共にタイムは落ちていきました。

歳と共にきつい練習が積めなくなっていたのですが、最近は月間600キロ走れる体になったと言っていました。

ナチュラリゼーション一年目の方ですが、そういう体験談を話されていました。

治療家やトレーナーは、主観的評価の物差しとなる自らの体を鍛錬し続けねばならない。

並みの体では、並みの治療しかできない。

今年のプロフェッショナルセミナーも終了しつつあります。

一年間のプログラムにして良かったなと思います。

来年からは中級コースも新設します。

来年も沢山の方々にお会い出来ることを楽しみにしてます。

では、またお会いしましょう!

VALETE!

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