第54弾!治療法選択の自由、アハハン。2018.10.1

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こんにちは、松本淳です。

いやぁ、貴乃花引退のニュースは衝撃ですね。

戦う人というのは常に敵がいて、負けると排除されるんですね。

ずっと動物の動画見てて思うんですが、人間も動物もやはり『種の保存』という本能に従っているんですね。

ライオンの群れではボスは一匹で、縄張りを冒すものは全て殺す訳です。

群れの中では誰が何番かという個の保存、群れや多種との争いでは群れの保存しか考えないのです。

世の中に善悪など無くて、種の保存という本能を持った種同士の争いなんですね。

人間は賢いので、言い分や言い訳を創造出来ますが、結局は種の保存に従っています。

残念ですけど貴乃花は、群れの戦いに負けた訳です。

ライオンにはライオンの正義があり、ハイエナにはハイエナの正義がある。

俺が捕まえた獲物を横取りするハイエナは間違っとる!

ライオンだけに独り占めされたら我々は生きていけない!

善悪なんて相対的なもので、どの種、どの群れ、どの時代に属しているかで全く違うもの。

しかし、我々はホモサピエンス(homo sapiens)なので賢さを持っています。

善悪は相対的ですが、優劣は絶対的なものです。

種や群れといったコミュニティー同調圧力に支配されて、優劣の判断を誤る事は愚かな事です。

我々人間は、自分が属しているものが正しいと思いたい。

あなたが鍼灸師なら鍼灸が一番だと思いたい。

あなたが医者なら手術が一番だと思いたい。

あなたがヨガをしていたらヨガが一番だと思いたい。

私もナチュラリゼーションが一番だと思いたい。

この思いに縛られると優劣の判断を誤ります。

去年の夏にアキレス腱断裂をしたランナーの方がいまして、私に電話だけくれた事がありました。

一度電話だけくれて、その後来る事はありませんでした。

後で分かったんですが、その方は私とアンチのグループに属している方でした。

その方は私の所に来る以外の道を模索し、独自の治療法を選びました。

一年以上経って、結局ちゃんと治らなかったんですね。

アンチグループの方達は私以外の治療法を選んだ彼を応援していましたけどね。

これは最近あった、コミュニティ同調圧力に支配されて、治療法の選択を誤った例です。

腰痛や五十肩程度の治療では、なかなか優劣は分かりませんが、アキレス腱断裂や前十字靭帯断裂などの大きい怪我では、結果の優劣は明確になってきます。

そのような大きい怪我は病院へ行きますから、世の中は病院で治療を受けた人ばかりになります。

病院で治療を受けた人コミュニティの中では、その治療を良しとする同調圧力を受ける事になります。

腰痛程度なら、治療院 3対7 病院くらいのコミュニティバランスになると思いますが、前十字靭帯断裂などは、私 1対100万 病院くらいのバランスになって到底勝ち目はありません。

このコミュニティバランスでは、私は完敗します。

しかし、結果の優劣は示されます。

コミュニティに支配されず、優の治療を選べた人が得をする。

トレーニング法もしかりで、トップアスリートのガチンコの世界でやらないと優劣が付きませんね。

まあ、それはそうと、もう十月ですね。

今年のプロフェッショナルセミナーももう終盤に入ってきました。

初めての一年間プログラムですが、一年やると優劣は付きますね。

好き嫌いじゃないですよ、優劣です、はい。

2019年のプロフェッショナルセミナーも参加者募集中です。

百聞は一見にしかず。

百聞は一セミナーにしかずです。

お待ちしています。

Vi naturallizzate!

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