こんにちは、松本淳です。
今回が48回目という事は、もう丸二年も書かして貰っているんですね。
時が経つのは早いですね。
時と共に私も考えも変わります。
二年前の記事を読んでいてそう思いました。
先日あるお客さんが小学校2年生のお子様を連れて来られました。
四年位前から来られている市民ランナーさんでナチュラリゼーションも熱心にされてきた方です。
今回初めてお嬢さんにもナチュラリゼーションをさせたいと。
小学生に意味を教えても理解して貰うのは難しいので、私は小難しい事は何も言いません。
子供たちには教える時は5年、10年単位で考えていて、その内意味を感じてくれたらなぁというスタンスです。
楽しい親子レッスンを終えたその日の夜に、お父様からメールがありました。
ウチの子が今まで出来なかったブリッジが急に出来るようになって喜んでいます。
家でピョンピョン跳ねだして走り回っています!
1回のナチュラリゼーションでこんなにも凄い効果が!みたいな宣伝をしたい訳ではありません。
私が思ったのは、親の力って凄いなぁという事です。
親がナチュラリゼーションをやってきて、絶対的に信じているのでお子さんへの伝わり方が半端無いのです。
ナチュラリゼーションパパって半端ねえよ!
普通そんなん一日で出来ねえし(涙)
ナチュラリゼーション第2世代って呼んでるんですけど、本当のスーパースターはこの第2世代から生まれるような気がします。
お子さんは顎ワークで、呼吸を絞めつけていた鎖が外れたんだと思います。
体が自由になったので本能的に走り出したのです。
子供に運動をさせたいとか、走り方を教えるとかナンセンスなんだと気付きました。
体さえ自由であれば、神の見えざる手によって人間は自然と走り出す。
その神の見えざる手こそがゴッドハンドなのです。
ゴッドハンドとは手に入れられる物では無く導くものなのです。
『第27弾!ゴッドハンドとは何か?』では、私はゴッドハンドとは技術では無く手なんだと言っていました。
半端無い親の力を目の当りにして思った事は、手では無くて『信』から全ては生まれるのだと。
この『信』っていうもは大切なんですが、一歩間違えると間違った『信』を生み出してしまいます。
嘘をついたり、信じてもらえる為のテクニックに走ってはいけません。
そういう偽物が蔓延る時代はバブルの時代なんです。
実費治療バブルという現象が10年程前から起きていて、今はそのバブルのピークが過ぎた頃なんです。
治療家向けのセミナー広告がやたらと多いのは、ピークが過ぎたから広告を打たないといけなくなってるのです。
あと数年で偽物は淘汰されていくので、今は嘘をつかずに真面目にやりましょう。
そして本当の『信』を積み上げていきましょう。
では、またお会いしましょう。
いつも読んで頂いてありがとうございます。