第64弾!マッサージについて考える。2019.3.15

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こんにちは、松本淳です。

三月は三寒四温ですね。

暖かい日と寒い日が交互にやってきますね。

皆さん、体調は如何でしょうか?

先日、母校の大学に呼んで頂いて、半日だけ講義をさせて貰いました。

母校は医療系の大学なので、生徒は皆治療家を目指す若者達です。

ナチュラリゼーションの理論と実技を教えさせて頂きました。

講義の中で、「私は治療でベッドを使いません。」と言ったら、生徒達はびっくりしてたんですね。

「ベッドは人が死んでいく所なんですよ。」とも言いました。

私が大学時代に、敬愛する河井好照先生が言われた言葉を、私がパクって同じことを言ったわけです。

私が大学時代で一番心に響いた言葉だったんですね。

今回の生徒達と同じように、私もその言葉を聞いて驚いたんですね。

卒業して十年以上の時が過ぎました。

少なくとも、私はその言葉を実践してきました。

私がベッドを棄てて五年の月日が経ちました。

しかし、マッサージを全くしてこなかった訳ではないんですよ。

高校時代の恩師の先生とか、先輩とか、どちらかと言うと私をあまり治療家とは思っていない方々には時々してきたんですね。

私も人の子ですから、帰れとは言えない人もいるんです(笑)

と言っても月に数回くらいマッサージするだけで、あとは全くしていません。

でも、摩訶不思議なことに、私のマッサージのレベルがかなり上がっているんですよ。

久しぶりにマッサージした人は気付くらしいのです。

私自身も、人の体を触っている感覚が以前とは全然違うんですね。

ずっと否定してきたマッサージなんですけど、そのレベルが上がっている事に驚きを隠せません。

その進歩の原因は、ナチュラリゼーションで私の体が変わってしまったからだと考えています。

究極の脱力を求めてきたので、手がマシュマロのようになってしまったんです。

大学の生徒達とも握手をしてきたのですが、皆さん私の手の柔らかさに驚いていました。

二十歳のある女子生徒とも握手しましたが、あ、この子の手の柔らかさとと同じくらいかなと感じました。

私は顔はおっさんですけど、手は二十歳の女子です。(笑)

プロフェッショナルセミナーで、私はそのことをずっと言ってきました。

体が変わると、自然と治療レベルは上がりますと。

セミナーの受講生たちは、実際に治療レベルが上がったと言っています。

私は口でそう言いながら、私自身はあまり感じてこなかったんですね。

よっ、詐欺師!

と言うのも、私自身人の体を殆ど触っていないので、それを実感することがなかったんです。

同じような事が、選手の指導に関してもありました。

体が変わると自然と走りが変わるからと言ってきました。

そして、実際に選手の走りは変わっていくんですよ。

しかし、私自身は走っていて、それを感じなかったんです。

走るのを一年間止めて、去年再開した頃にやっと感じた次第であります。

ですから、止めてみるって大事ですね。

プロフェッショナルセミナーでも、一年間は筋トレは止めて下さいと最初に言います。

止めなかった人って、やっぱりあんまり変化しないように感じます。

私は、マッサージを辞めて五年です。

辞めてマッサージのレベルは上がりましたけど、まだ治ると信じてないですね。

本当に治るなら、マッサージを再開してもいいとも考えています。

しかし、信じてないものを商品として売ることは出来ません。

もっと私の体のレベルが上がって、赤ちゃんの手になれば、本当に治るマッサージが出来るかもしれませんね。

いつも読んで頂いてありがとうございます。

では、またお会いしましょう!

Ci vedremo!

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