第52弾!ナチュラリゼーションの臨床応用を考える。2018.9.1

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こんにちは、松本淳です。

先日の台風で院のアンテナが倒れました。

アンテナがご近所に落ちたら一大事なので、屋根に登って直そうとチャレンジしました。

登れそうな所には電線もあり、屋根も雨で滑りやすく、強風もあって断念しました。

俺はまだまだナチュラルじゃない。

何という敗北感。

野生のヒョウならひょいひょい登れるのに。

やっぱり野生動物は凄いですよ。

何年もずっといろんな野生動物の動画を見ているんですが、人間も野生動物も本能的にはやっている事は同じなんですね。

結局は、種の保存という本能に支配されています。

動物達は限られたエサを捕る為に戦い、人間はお金の為に戦う。

戦う為にはテストステロンという男性ホルモンを必要とする。

ナチュラリゼーションをすると副交感神優位になり、心も落ち着いてリラックスするんです。

私もここ数年はずっとリラックスモードで、欲も無くなり、戦闘モードにならないんです。

しかし、ここ最近はまた走り出してまして、今までに無かった感覚が湧きあがってくるんです。

その感覚とは、テストステロンが分泌されて攻撃的な気持ちになる事です。

そして、ふと思ったのは、ナチュラリゼーションはエサを捕れるようになる為にDNAに刻まれたものかもしれない。

ナチュラリゼーションの最中は愛して下さいモードになって、ナチュラリゼーションで体の自由を手に入れると、

狩りを始めて戦闘モードになる。

私は四年間のナチュラリゼーションを終えて、やっと狩りを始める戦闘モードになったのです。

繁殖期に入った雄ライオンのテストステロンは凄まじく、歩くだけで回りの動物達はざわめき、雌ライオンをもまた緊張させる。

雄ライオンを恐れているけど繁殖したいというゾーンに入るんですね。

何を言いたいかと言いますと、テストステロンが出ると、周りの反応が変わるんです。

同じメッセージでも、伝わり方が強力になるんです。

別に私が誰かを襲う訳ではありません(笑)

先日、あるマラソンのトップアスリートからレッスンの依頼がありました。

テレビでは見た事はありますが、まだ会った事も無いですし、関係者も知りません。

私のテストステロンに反応したんだろうなぁと感じました。

その選手もおそらくは崖っぷちにいて、一大決心をして変わろうとしているんだと思います。

じゃないと得たいの知れない私の所には来ないでしょう。

崖っぷちってピンチですど、変わるチャンスなんですね。

私は崖っぷち人間が大好きです。

話は変わりまして、また最近、病院スタッフとして時々アルバイトしています。

前十字靭帯断裂の症例を集める目的もあります。

テストステロンが出ているでしょうか、結構攻撃的になっています。

レントゲンでは骨折の疑い、私の所見は骨折では無い。

医師サイドが固定のオーダー出しても、無視してダイナミックアーチをやるのみ。

30年病院やってきて、骨折で固定しないのは君だけだ!

でしょうね(笑)

慢性的な痛みで通われている高齢者の方々も多い病院です。

去年来た時は、そういう高齢者にナチュラリゼーションを指導するのは難しいと諦めていました。

最近思うのは、熱意があれば高齢者もナチュラリゼーションをやり始めるという事です。

やっぱり人を動かすには、テストステロンが必要なんですよ。

その代り、結果を出さないとやってくれないですよ。

これをやったら良くなっていくという体験をさせてあげないといけません。

高齢者の通う病院なんて、大体皆さん顔見知りなんです。

ある意味コミュニティー化していて、スポーツチームと同じ現象が起こります。

一人が変わると連鎖的に皆変わっていくんです。

他のスタッフは、なかなか自主的にリハビリをやってくれないんですよねと言います。

正直に言うと、やっても結果が出ないからやらなくなっただけなんです。

弱い部活と一緒で、練習してもどうせ勝てないっすよとなるんです。

そんな感じで、これからは他の病院や治療院にスタッフとして入っていこうかなと思います。

稼ぎ方教えます!と謳う治療家コンサルタントは今流行りですが、私は治し方を教える治療コンサルタントです。

興味のある方はご連絡下さいませ。

そして、2019年のプロフェッショナルセミナーの募集が始まりました。

来年からは初めての中級コースを開催します。

新しい方々にお会い出来るのは楽しみです。

では、またお会いしましょう!

VALETE!

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