第23弾!知りながら害をなすな。2017.7.1

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こんにちは、まつじゅんです。

前回のメルマガで、将来9割の治療院はネットに負けると書きました。

暫くしてテレビのCMで気付いたんですが、大手予備校グループがカリスマ講師の有料ネット配信を始めたのです。

要するに、カリスマ講師の動画を見ればわざわざ予備校に通わなくていいですよという事なんです。

9割の弱小予備校は負けていく。。。

もう既にこういう時代に突入しているんですね。

英会話スクールも通う必要無くて、今はスカイプなどでレッスンを受けるのが主流になってきています。

近い将来はAIで英会話が学べるようになるはずです。

医療業界は保守的なのでまだそのような現象は起きていません。

しかし、この波は確実にやってきます。

二五〇〇年前のギリシャの名医ヒポクラテスの誓いをご存じですか?

医療職の人なら絶対に学校で習いましたよね?

その誓いの一節で有名なのが、「知りながら害をなすな。」であります。

悪いと知っていて害を与えるな。

不純物が入っていると知りながら在庫を処分するために売る。

危険と知りながら作ってしまったエアバッグを売り続ける。

医療業界で言えば、治らないと分かっていながら売上の為に治らない治療を続ける。

ヒポクラテスの言葉はどんな業界のプロにも当てはまります。

きれいごとですよね。

商売は売り上げてなんぼですよ!

現代経営学の父と呼ばれるドラッカー教授もこのヒポクラテスの誓いの重要性を謳っています。

どういう事なのか?

私の意見として、知りながら害をなしている個人、会社、業界は衰退していくということです。

嘘をお金に換えるというのは、経済学的にもありえないんでしょうね。

ドラッカー教授はそれを見抜いていたんだと思います。

価値をお金に換えるが真実ですね。

道徳論ではなく、経済学的に真実だと思います。

同業者と話していると、売上の為に治らない作業を毎日繰り返している人が殆どです。

松本先生の言うことは分かっているんですけど、でも売上のために仕方ないんですよ。

要するに、分かっていて顧客に害をなしているわけです。

嘘を換金して生きていると個人も衰退する。

それがまかり通っている業界も衰退する。

実際衰退してますよね?

不景気ではないのに衰退している業界は本当に衰退しているんですよ。

そして、カリスマ医師や治療家のネット配信の波がやってくる。

と、危機を煽っておいてプロフェッショナルセミナーに誘うわけですね(笑)

いや、この危機が嘘なら私は害を与えるわけです。

将来どうなるかは断定できませんけど、少なくとも私は知りながらの嘘はついていません。
プロフェッショナルセミナーも横浜第二期、京都第一期が今月で無事終わりました。

横浜第三期は定員が埋まりそうですが、京都はまだゼロ(笑)

東京の人はと言いますか、東京に集まる人の情報アンテナはやっぱり飛び抜けていますね。

変わっていく東京と変わらない京都。

変わらない事がステイタスの京都なんですが、それは町並みとか文化の話ですね。

ネットに国境も県境も無いので、この波はどこにでもやってきます。

でも京都はよいことどすえ。

ぜひおこしやす。

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