第11弾!ナチュラリゼーション的手技療法の開発。2016.12.1

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群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、

柔道整復師のライセンスと叩き上げのスキルだけが彼の武器…

失敗しない男・まつじゅんです。

 

 

と、登場したいんですけどビジュアルが・・・

というわけで、顔のナチュラリゼーションもがんばりますw

それはそうと私、失敗しないので!と言えるようになるまでには沢山の失敗をするものです。

私も沢山失敗してきました。

開業するまでは小さな病院でリハビリスタッフとして働いていました。

8年前の話。

ついこの前、院長先生の奥さんから電話がありまして。

「急に人手が足らなくなったからちょっと手伝って!」

断りきれず、はい。

病院は結構家から遠くてですね、

バス停からもそこそこ歩いて距離がある。

長い上り坂、落ちた銀杏の葉っぱをビブラムで踏みしめる。

8年前は尖りブーツだったっけ。

おいら変わっちまったな。

そして、8年ぶりにやってきたリハビリ室を見て凍りついた。

「ベッドだらけじゃないか!」

8年前もベッドだらけでしたけどw

今の私にとったら逆に手足を縛られた状態なわけです。

さあ、大門まつじゅんどうする???

誰もいない時にベッドを破壊してやる。

さらばベッドよ!

と、ハンマーを振りかざした瞬間、母の顔が浮かんだ。

私も人の子。器物損壊で人様に迷惑をかけてはいけない。

仕方なくベッドの上で治療することにしました。

ナチュラリゼーション的にどうベッドで治療するか?

実はナチュラリゼーションを知っていればそんなに難しくはない。

人間の運動発達の順に体を触って動かしていけばいいのです。

まずは顎が開くかどうか。

動きを誘導する手技をすればいいだけ。

顎が開くようになって症状が改善すれば、

顎が開かないことが今の症状を引き起こす原因ですと説明して、毎日顎の体操をしてもらうだけでいい。

顎が正常なら手を診る。

手を動くようにして肩の痛みが取れれば、毎日手の体操をしてもらうだけ。

膝の痛みはどうするか?

膝が痛いと膝は曲がらない。

うつ伏せで膝を曲げると踵がお尻に着かない。

「大腿四頭筋が硬いですね。ストレッチが大切なんです。」

一般的にはそうなりますね。

ここで人間はどの時期に膝を曲げる事を学習するのかを考えよう。

ずりばいですね。

ずりばいの姿勢で膝を曲げていけば曲がっていくんですよ。

それは大腿直筋の緊張をキャンセルできるからでしょ?

いや、違うね。

では、元に戻して股関節を閉じた姿勢で膝を曲げてみよう。

あれ?曲がりますよね。

それは赤ちゃんはずりばいで膝を曲げることを学習するからです。

ナチュラリゼーションによって、体の評価法はコペルニクス的変換を経て進化する。

まあ、ベッドは患者さんと出会う場に過ぎないと言うことですね。

ナチュラリゼーションに気付いてもらう場にすれば良い訳です。

ベッドを前にして手足を縛られた大門まつじゅんでしたがどうってことはない。

口があるから。

言葉で説明すれば良いだけ。

私のようにベッドを棄てるなんて現実的にはなかなか出来ないかもしれません。

私はナチュラル原理主義者ですから。

という訳で、ナチュラリゼーション手技療法DVDが発売されます!

 

 

とうとう金儲けに走ったな!!!!

 

 

 

 

嘘ですw発売しません。

私はベッドを棄てた男。

ナチュラルな旅を続けるだけです。

では、また!

 

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