第8弾!ハイハイ内輪軸理論の誕生。2016.10.15

まつじゅんの治せるセラピスト講座最新号はこちらから

こんにちは。まつじゅんです。
すっかり秋めいてきましたね。
皆さんの手は変わってきましたか?
手が変わると全身が変わっていきますね。
しかし、なぜ手は硬くなるのか?
私もずっと考えてきましたが、ある一つの答えが生まれました。
「指を開いて手を着けないという現実。」


手が硬いと手を着く時、指が閉じて親指が浮いてしまう。


悲しいことに手で荷重していないと、母指球で荷重出来なくなる。
結局、我々の手が硬くなるのは、只々手を着いて無かっただけだったのだ。
日常生活で指を開いて手に荷重することはまず無い。
寝返りで肋骨間が開いていくように、手も荷重することによって手の細かい筋肉は柔らかくなっていく。
荷重は最大のストレッチである。
そしてこの母指球荷重が失われるとどうなるか?
分かりやすいのでグーで荷重してみる。


矢印の人差し指ラインで荷重すると橈骨に荷重出来る。
母指球~橈骨ラインと同じである。
しかし、手が硬いと小指球荷重となる。


一番怖いのは次。


足も小趾球荷重となるのだ、ワトソン君!
ハイハイは四輪駆動である。
手の外側荷重は足の外側荷重を生み出す。
どうあがいても足のダイナミックアーチに乗ることなど不可能なのだ。
外側荷重なのに無理に母趾球で立つから外反母趾になる。
0歳児のハイハイでどう手を着くかで、どう立ってどう歩くかが決まってしまう。
いと恐ろしや!!!
手を着いた時にしっかりと母指球で荷重できるとハイハイでも母趾球荷重が出来る。


このハイハイ内輪軸理論に従うと、グーの人差し指荷重でのダイナミックアーチには意味がある。


手の軸が整うと足のダイナミックアーチも整ってくるのを感じるはずだ。
回外位のパーでの母指球荷重ダイナミックアーチも同じ原理である。


現代人のおそらく大多数は指を開いて手を着けない。
しかし、諦めてはいけない。
いや、むしろ頑張らなくても手は甦る。
指を大きく開いて手を着くだけで手は柔らかくなる。
えっ?それだけ???
知っている、知らない、気付く、気付かないの違いは運命を左右する。
人間は神ではない。
森羅万象の全て知ることなどできない。
所詮は、知っているつもり、出来ているつもりという思い込みに支配されがちだ。
人生は短い。
知ることで人を救うことが出来ると信じている。
では、またお会いしませう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください