第7弾!世にも恐ろしい手の話、その3
こんにちは、まつじゅんです。
手のお話もいつの間にか3回目になりました。
2回で終わるつもりだったんですけどね。。。
前回は手について書いてもあまり反応が無いと書きましたが、、、
最近はぞくぞくと反応を頂いております。
そのうちの二つだけご紹介します。
バレリーナAさん
「こんばんは!!!ここ2日くらい実感しているのですが、母指球でのバランスが急に安定してきました!!
足の裏の角質が固くなる所も母指球に寄ってきました。感動してます、、、」
手が変わるだけで立つ時の重心位置まで変わるんですね。
バレリーナYさん
「ターンアウトで悩んできた私の四半世紀は何だったんでしょうか。。。」
日本のバレエ界では当たり前とされてきた中指が手の軸という指導。
それを人差し指にするだけでアームスのラインだけでなく、股関節まで開き始めた訳です。
バレエ界のパンドラの箱を開けてしまったようです。
これから批判の嵐もやってくるでしょうが、一石を投じない限り時代は変わらない。
変わっていく方々の声がやがて厚いを扉を開けることでしょう。
今回の本題は「手のターンアウト」です。
股関節のターンアウトの完成によって脚のラインは真っ直ぐになる!、と私はブログ等で提唱してきました。
0歳児のずりばい運動によってヒトは股関節のターンアウトを獲得します。
ターンアウト不足=内股は股関節だけでなく、膝、足首、足指の捻じれを引き起こします。
これがO脚や外反母趾の原因だったわけです。
実は上肢のラインもターンアウトによって捻じれが無くなり、真っ直ぐになるのです。
これが本邦初公開の理論、「手のターンアウト」です。
前腕最大回外位、肘完全伸展位、肩最大外旋位で手のひらが完全に外を向く肢位となります。
写真では人差し指軸を意識する為、親指が内転していますが開いていても結構です。
しかし、やってみると分かりますが、この手のターンアウトポジションは簡単なようで簡単ではないのです。
それだけ手や肘は内に内に捻じれているのです。
この前腕の回外を制限しているものがあります。
手のひらと指の硬さ。
そして、中指軸という間違った動き。
これは前回に説明しまたね。
指を開く練習をされて、開くようになってきた方は体全身の変化を感じてらっしゃいますね。
そう、手と脚のターンアウトは別々ではなく一体なんでです!
手のターンアウト無しに脚のターンアウトは無いのです。
下の写真のように手を回外していくと股関節は自然に外旋していくのです。
そしてそして、脚のターンアウトは出来るのに動作ではKnee-in、内股になる問題!
これも手のターンアウト不足が原因なのです。
下の写真のように、ランジの姿勢で手を拳上回外していくとKnee-inは消失します。
そう、手はこれほどまでにあなたの体を支配しているのだ。
今まで誰も語らなかった手の秘密。
パンドラの箱は開かれた。
これから時代は変わっていく。
では、またお会いしませう。