体操や新体操競技では、多くの選手が腰痛になります。
ブリッジや体を反らせる運動が多いから仕方が無いと思っていませんか?
数多くの腰痛に関する研究や治療法が存在しますが、まだ語られていない大切な事があります。
それは、顎と脊柱の運動は連動しているという事です。
多くの脊椎動物は、口を開ける時に脊柱を伸展させます。
我々人間も本来そうなのです。
腰痛や首を痛める多くの人は口があまり開かないという現象を診てきました。
そういう方達に、顎ワークを継続してもらったら、脊柱の柔軟性が増し、痛みが無くなっていったのです。
現代人の顎は退化しつつあり、本来の可動範囲の半分も使っていません。
退化している機能を取り戻すだけで自由な身体を手に入れる事ができます。
ナチュラリゼーションは特別なものではなく、本来我々の体に備わっているものなのです。