【症例報告41】ハンガリー人33歳男性:前十字靭帯断裂から自然治癒に至った一例

このページでは、サッカー中に右膝前十字靭帯(ACL)を完全断裂した33歳ハンガリー人男性が、手術を行わずにナチュラリゼーション療法により自然癒合を目指した症例をご紹介します。

前十字靭帯断裂の自然治癒療法

前十字靭帯自然治癒の症例集

患者情報:

  • 年齢・性別・国籍:33歳・男性・ハンガリー人
  • 受傷日:2023年3月20日
  • 受傷状況:サッカー中に相手の蹴りを受け、膝が内側に捻じれて断裂音と膝崩れが発生
  • 初診日:2023年3月21日(ラックマンテスト陽性、MRI実施)
  • 診断名:右膝前十字靭帯断裂

治療内容:

  • 開始日:2023年3月22日
  • 治療法:ナチュラリゼーション療法(オンライン)
  • 装具:伸展制限0-30度で装着
  • 活動制限:1日3,000歩以内の歩行
  • 治療期間:約3か月

MRI診断(治療前):2023年3月21日

3名の画像診断医がIhara分類に基づいて評価。

  • Ihara分類グレード3:3名全員が完全断裂(断端の転移あり)と判定

MRI再評価:2023年7月31日

3名の画像診断専門医がACLOASスコアに基づいて再評価を実施。

ACLOASスコア定義:

  • スコア0:正常ACL(形状・信号ともに正常)
  • スコア1:靭帯が太い/高信号を含むが、形状と連続性は正常
  • スコア2:細く/伸長しているが、連続性は保たれている
  • スコア3:断裂、連続性なし

本症例の再評価結果:

  • スコア2:3名とも同評価

考察:

Ihara分類グレード3は断端が転移しており、自然癒合は困難とされるタイプであるが、本症例では適切な伸展制限とナチュラリゼーション療法の継続により、3名全員がスコア2(連続性あり)と評価した。これは、ACLが自然癒合した可能性を示唆するものである。

参考文献:


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