第48弾!ゴッドハンドとは何か?パート2。

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こんにちは、松本淳です。

今回が48回目という事は、もう丸二年も書かして貰っているんですね。

時が経つのは早いですね。

時と共に私も考えも変わります。

二年前の記事を読んでいてそう思いました。

先日あるお客さんが小学校2年生のお子様を連れて来られました。

四年位前から来られている市民ランナーさんでナチュラリゼーションも熱心にされてきた方です。

今回初めてお嬢さんにもナチュラリゼーションをさせたいと。

小学生に意味を教えても理解して貰うのは難しいので、私は小難しい事は何も言いません。

子供たちには教える時は5年、10年単位で考えていて、その内意味を感じてくれたらなぁというスタンスです。

楽しい親子レッスンを終えたその日の夜に、お父様からメールがありました。

ウチの子が今まで出来なかったブリッジが急に出来るようになって喜んでいます。

家でピョンピョン跳ねだして走り回っています!

1回のナチュラリゼーションでこんなにも凄い効果が!みたいな宣伝をしたい訳ではありません。

私が思ったのは、親の力って凄いなぁという事です。

親がナチュラリゼーションをやってきて、絶対的に信じているのでお子さんへの伝わり方が半端無いのです。

ナチュラリゼーションパパって半端ねえよ!

普通そんなん一日で出来ねえし(涙)

ナチュラリゼーション第2世代って呼んでるんですけど、本当のスーパースターはこの第2世代から生まれるような気がします。

お子さんは顎ワークで、呼吸を絞めつけていた鎖が外れたんだと思います。

体が自由になったので本能的に走り出したのです。

子供に運動をさせたいとか、走り方を教えるとかナンセンスなんだと気付きました。

体さえ自由であれば、神の見えざる手によって人間は自然と走り出す。

その神の見えざる手こそがゴッドハンドなのです。

ゴッドハンドとは手に入れられる物では無く導くものなのです。

『第27弾!ゴッドハンドとは何か?』では、私はゴッドハンドとは技術では無く手なんだと言っていました。

半端無い親の力を目の当りにして思った事は、手では無くて『信』から全ては生まれるのだと。

この『信』っていうもは大切なんですが、一歩間違えると間違った『信』を生み出してしまいます。

嘘をついたり、信じてもらえる為のテクニックに走ってはいけません。

そういう偽物が蔓延る時代はバブルの時代なんです。

実費治療バブルという現象が10年程前から起きていて、今はそのバブルのピークが過ぎた頃なんです。

治療家向けのセミナー広告がやたらと多いのは、ピークが過ぎたから広告を打たないといけなくなってるのです。

あと数年で偽物は淘汰されていくので、今は嘘をつかずに真面目にやりましょう。

そして本当の『信』を積み上げていきましょう。

では、またお会いしましょう。

いつも読んで頂いてありがとうございます。

第47弾!前十字靭帯の保存的癒合に成功、その2。 2018.6.15


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こんにちは、松本淳です。

今回も前十字ネタになりますが、今はこれが頭から離れないのでこれしか書けません(笑)

癒合が成功してから1週間は頭の中の100%が前十字でした。

今はやっと70%位になってきました。

何も手に付かないんですよ。

夢の中まで前十字状態なんです。

電車に乗っていても向いの人の膝を眺めて、無意識に前十字の立体的位置を透視しています。

ダイナミックアーチを思いついた時も一ヶ月間こんな感じでしたね。

皆さんはそういう経験はお持ちですか?

周囲の反応も変な感じなんです。

私に治して貰った人々や大学の同級生は信じてくれているのですが、その他の人は沈黙されています。

エベレストに一人で登って、登ったぞー!と叫んでも頂上付近には誰もいない。

下山して俺登ってきたよと言っても誰も信じてくれない。

何とも言えない不思議な感覚なんです。

治療家でこの山に登ろうとした人も、登ろうと考えてきた人もいないので誰も想像も出来ない。

登ろうとして失敗してきた人もいないので何の共感も生まれない。

治療業界の中枢にいる人達や目上の人達は覗いてはきても全くの無視状態です。

ある意味やってはいけない事をやってしまったのかなあという感じです。

業界の序列やヒエラルキーを破壊してしまいかねない核爆弾を持ってしまったのかもしれない。

患者にとったらメリットしかないんですけどね。

入院無し、手術無し、苦しいリハビリ無し、後遺症無しという最高の治療のはずなんです。

私は誰かの門下で修行したり、組織に属したりしていないので後ろ盾が何も無いんです。

それが私の弱点なんですけど、今思うと何かに属していたらこんな発明は無かったと思うんですよ。

大陸から孤立無援でガラパゴス島にいるから独自の進化が出来た訳なんです。

30代でダイナミックアーチとナチュラリゼーションを開発して、もう何も生まれないと思っていました。

そろそろ組織を作ったり、何かに属したりという事を考えていた所に今回の前十字の成功がありました。

まあ、要するに、ガラパゴス島で開発者のまま死ねという事でしょうね(涙)

接骨院の業界では前十字靭帯断裂というのは膝関節捻挫であって、医師の同意を必要としない傷病です。

そこを攻めて来なかった故に今の業界の衰退がある訳です。

腰痛や慢性疾患なんて誰でもそれなりに治せる訳ですよ。

国家資格が無くても誰でも治せます。

リラクゼーションでも運動指導でも食事指導でもカウンセリングでも良い訳です。

ちょっとでも患者を良い方向へ導けば自然と治るものです。

外傷治療の国家資格者である柔道整復師は、無資格者では絶対に出来ない傷病治療で道を作らないと未来はありません。

先日、友人の結婚式である都道府県の業界のドンみたい方が来られてました。

昔からある伝統的な接骨院の先生なんですけどこのように言ってました。

『やっと昔に戻りつつある。』

それしか言ってないんですが、どういう意味か私なりに考えてみました。

昔は接骨院は数も少なかったですし、外傷治療しかやっていなかったんですね。

それがこの20年で数が何倍にもなって、リラクゼーション化とぼったくり実費治療が蔓延してきました。

最近になってやっと偽物が淘汰されてきたという事です。

本物しか残れないという時代になろうとしているのです。

十字靭帯の保存療法が確立されれば時代は変わると思います。

世界でも殆ど例の無い治療ですから、世界へも輸出していきます。

その為にはもっともっと症例を作らないといけません。

十字靭帯損傷の患者のご紹介をお願い致します。

いつも読んで頂いてありがとうございます。

第46弾!前十字靭帯の保存的癒合に成功。2018.6.1

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こんにちは、松本淳です。

タイトルにある通り、断裂した前十字靭帯が癒合しました!

余りにも嬉しくてSNSで先に公表だけしてしまいました。

10年間試行錯誤を繰り返してきましたが、この度初めて癒合しました。

部分断裂だったんじゃいの?と思われる方もいると思いますが、最初の画像診断では完全断裂という診断でした。

診断は画像診断専門医に任せています。

こちかが受傷すぐのMRI画像です。

脛骨が前方変位していて前十字靭帯の末梢部がたるんでいます。

そしてこちらが受傷3ヶ月後のMRI画像です。

脛骨の前方変位が無くなり、前十字靭帯もピンとテンションが掛かっています。

断裂部位はまだぼやけていますが、これはまだ組織が増殖をしている段階である事を意味しています。

半年、一年の時間を掛けて靭帯組織は洗練されていくと予想しています。

専門家も含めて一般の方でも前十字靭帯は自然治癒はしないと考えられています。

皆さんもそうではないでしょうか?

しかし、専門家でも勉強している方は自然治癒するケースがあると知っているはずです。

医師の井原秀俊先生は保存的修復法の先駆者です。

論文はこちら。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8606246

井原先生は超高性能の装具を開発して、保存的修復法を開発されてきました。

悲しいかな、整形外科医が保存療法を開発しても医学界では広まらないんですね。

外科を以て外科学を発展させるのが外科医の掟なのなかと思います。

もう一人はエジプト人のモハメッド・カリファ氏がいます。

彼はスイスで開業しているマッサージ師なんです。

ヨーロッパでは有名で彼のマッサージを一回受けただけで、なぜか治っていくらしいのです。

テニスのフェデラー選手や多くのプロ選手を治してきたようです。

これは不思議だとドイツのある研究者がリサーチをして分かった事は、

十字靭帯損傷の患者の50%以上がカリファ氏のマッサージを受けて損傷した靭帯が自然修復されていたのです。

論文はこちら。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29166636

私は井原論文を読んで十字靭帯の自然修復の可能性を知り、何とか自分で出来ないかと試行錯誤してきました。

しかし、私は医師ではないので高性能装具を使う事が出来ないんですね。

使えないというより、値段が高すぎて無理なんです。

カリファ氏も本を書いていて、読みたかったんですがドイツ語なんで読めなかったんです。

しかし、その本が最近英訳されていて、やっと読む事が出来ました。

興奮していたので、一日で読めました。

本には具体的なマッサージ法の記述は無く、治療哲学の事が書かれていました。

感心したのは、彼の治療哲学が井原先生の哲学とほぼ同じだったんです。

簡単に言うと、運動と栄養なんです。

え?誰でも分かってる事やん!(笑)

いやいや、これは奥が深いんです。

マクロで考えると、しっかりごはんを食べて運動しましょう!なんですが、

ミクロで考えると、膝にとっての栄養と運動とは何か?となる訳です。

十字靭帯が自然修復するのに必要な局所の血液供給と生理的な関節運動という話になるんです。

まず原理があって、そこから仮説を作るんです。

私は今回の治療で装具やテーピングすら使っていません。

私が開発したナチュラリゼーションの動的安定性は、いかなる装具をも超えるという確信がありました。

本来、骨が柱で筋肉や靭帯は自然のサポーターなんです。

本来の動きをナチュラリゼーションで取り戻せば装具もテーピングも必要無いのです。

一昨年も前十字靭帯断裂の治療をするチャンスがありました。

今回とほぼ同じ治療をしたのですが、自然修復は失敗しました。

今回は治療のタイミングだけ変えたんです。

ですから、単純にナチュラリゼーションをすれば自然修復すると考えないで下さい。

ナチュラリゼーションも十字靭帯に特化したナチュラリゼーションです。

どの時期に何をするかというタイミングを一つでも間違えれば自然修復しないと経験してきました。

アキレス腱断裂よりも千倍難しい治療だとやってみて思いました。

ですから真似をしても100%失敗します。

もしあなたが治療家であれば、十字靭帯損傷の患者を私の元へご紹介下さい。

まだまだ共同で治療するのは難しい段階です。

私の治療に協力して頂いて、今は症例の実績を作らないといけません。

実績が沢山出来て、治療法が確立してくれば皆さまにお伝え出来ると思っています。

十字靭帯再建術ではまだまだ後遺症が残るんですね。

保存的修復法が一番後遺症が残らない治療法であると信じています。

いつも読んで頂いて有難うございます。

では、またお会いしましょう!

第45弾!十年間の集大成 2018.5.15

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こんにちは、松本淳です。

最近はぐっすり眠れてハムスト以外は絶好調です。

どうやらヒノキの花粉で体調を崩していたのかなと疑っています。

花粉症という程の症状は出ないのですが、しばらくは何か呼吸が苦しかったです。

寝ている時も鼻呼吸が出来ない時期が一ヶ月くらいありました。

ハムストはダッシュした時に痛めまして、すぐ治るだろうと放置していても中々治らず。

今までハムストなんか痛めた事無いんで、おかしいなと思いました。

いろいろ考えてみると、ハムストのトレーニングを最近始めたんですね。

ハムストが弱い人がいて、その人の為に新しいトレーニングを一緒にしていたんです。

私はハムストが強いタイプなので、私にとったら余計なトレーニングだった訳です。

ナチュラリゼーション千日行を終えてからは、かなり余計な事をしています。

自分の体を使って実験をしているので、悪い反応が出たりはしますね。

ここ最近は悪い反応ばかり!(笑)

悲しい事に最近ぜんぜん走れないんです。

走るとあちこち痛くなるわけです(涙)

私の体は去年がピークでそれから下降気味で、今は不の連鎖が起きています。

左利きにしたらどうなるか?

90度以上のターンアウトをしていったらどうなるか?

そんなかなり極端な実験をしているので体がびっくりしているようです。

自分の体と向き合えない人が、人の体と向き合えないと思っているので、

これからも自分の体のレベルを上げる為に実験はしていくつもりです。

今やっている事は数年後から十年後に結果が表れます。

今の結果は今までやってきた事の結果なんですね。

今年の9月で私が開業して十年になります。

今は前十字靭帯断裂の患者が来ていますが、今月末に受傷後3ヶ月のMRIを撮ります。

十字靭帯に関しては十年間ずっと考え続けてきました。

結果はまだ分かりませんが、成功でも失敗でも私の十年間の一つの集大成になります。

失敗してもまたやりますけど(笑)

ナチュラリゼーションに関してはまだ四年目です。

四年目の野球少年迅君の成長を見ていますが、まだ150キロは出ていません。

春はアレルギーで指の皮がぼろぼろになる体質で春季大会は不発でした(涙)

3年目の陸上少女花梨さんは、ようやく不の連鎖から解放されて成長中です。

来週は関東インカレ観に行ってきます。

7年目の優人君は今も負の連鎖の真っただ中。

中学の時はサニブラウンよりも速かった天才ですが。。。

私が早熟を加速させてしまったのかと後悔しています。

2年目のケニア人サイモン君は絶好調らしいです(笑)

3年間を終えたちびっこ達は何人もいますが、まだ若いので結果はあと三年かかります。

桃栗三年、柿八年。

いつも読んで頂いてありがとうございます。

では、またお会いしましょう。

第44弾!一割の法則 2018.5.1

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こんにちは、松本淳です。

ここ最近はちゃんと眠れるようになって、体調も良好です。

私は結構運勢とか運気とかを気にして生きてます。

人に相談するという事が無いので、まあ運気の流れが一番の羅針盤かなと。

今年四月までは運気が悪いのは分かっていて、悪いなりに大人しくしておこうかなと。

五月からは運気が上がるので、数日前くらいから体にエネルギーを感じています。

スピチリチャルですか?と思うかもしれませんが、野生動物とか自然現象なんて全部スピリチャルだと思っています。

我々は前頭葉が発達しすぎて感じる能力を失いかけている。

アスリート達と接していても何となく運勢とか分かるんですよね。

レベルとかコンディションとか関係無く、この人はそろそろ結果が出るなとか、数年後かなとか感じます。

数年後かなと感じた人を今すぐ何とかしようとはしません、私は。

運気が悪いのに今すぐ何とかしようとする事は流れに逆らう事を意味します。

まず流れを作る事から始めるんです。

森の風通しを良くする為に無駄な木を切ったり、また必要な所に木を植えたりします。

川の流れを邪魔している大きな岩を砕いたりなどなどですかね。

怪我をして、その場限りの治療をしてすぐ復帰させたら喜ばれますけどね、そういう事はしません。

この川の先に滝があるのに、またその川に戻すが如くです。

まずは流れを読んで、悪い流れを変えてあげないといけません。

私自身何人か滝に落ちる川に戻してたんです、その昔は。

中学の時にそれをしてしまって、彼は今大学生でその滝を逆流して登っています。

今でも何とかしようと応援していますが、あの時の私が馬鹿だったという後悔は消えません。

その子とは別人ですが、今私が一緒にナチュラリゼーションの朝練をしているランナーも滝に落ちた選手でした。

出会ったのは一年半前なので私が滝に落とした訳ではありません。

中学生の時はジュニアオリンピックに出たようなエリートだったんですが、高校以降挫折を繰り返したんですね。

要するに、怪我ばっかりしてきたんです。

私と出会ってからも一年間はずっと怪我してました。

一年のうち10カ月は怪我していました。

怪我をする走り方が染みついている訳です。

そういう彼に私は一切治療してきませんでした。

どんだけ走っても痛めない体に生まれ変わるしか道は無いと。

そんな彼も一年半経ってやっと怪我をしなくなりました。

これが本当に治るという事なんですね。

ですから簡単に治せるとか言えないですよ。

普通の人の何倍もナチュラリゼーションをやって来た彼でも一年半掛かった訳です。

まあ、彼程治りにくかった人は初めてですけど。

エリート選手程、染みついた動きは深い訳でして、そのしつこい染みを取るのはかなり大変な事です。

関東の大学に進学したある女子陸上選手を三年程見ているんですけど、

試合が終わると毎回泣いて電話してきます。

ダメでした、ダメでした、今回もダメでしたと。

つい最近も電話してきてくれて、やっぱり泣いているんです。

「今回はやっと標準記録を切れました(涙)」

初めての良い報告(笑)

女子陸上選手の半分以上は大学で潰れてしまうのが現実です。

彼女もその負のスパイラルに入り、抜け出すのに三年掛かった訳です。

凄いのは、結果も出ないのによく三年もナチュラリゼーションを続けたなと。

ナチュラリゼーションって地味ですし、すぐ結果出ないですし、飽きる人はすぐ飽きるんですよ。

三年続ける人って一割です。

最近思うのは「一割の法則」ってあるのかなぁという事です。

何でも本気でやる人って一割なんですよ、きっと。

ダイエットで成功する人も一割。

お金持ちになるのも一割。

授業を本気で聞いている人も一割。

拾ったお金を交番に届けると一割貰える。(笑)

これはお金を届ける良心ある人が一割しかいないからかなと。

まあ、そんなこんなで最近やっと良いニュースが舞い降りてきます。

では、またお会いしましょう!

Arviderci!

第43弾!日々雑感、最近の考え事。2018.4.15

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こんにちは、松本淳です。

春なのに何故か最近あまり眠れないんですよね。

鬱傾向のあるお客が、朝起きるのが一番の恐怖と言ってたんですね。

その方はナチュラリゼーションを始めて少しずつ改善しているんですけど、

最近は私もその気持ちが分かるようになってきたました。

私の母もそういう傾向にあるので、こういうのって伝染するのかなとも思います。

伝染というより共有でしょうか。

人前では強がって元気なふりをしていても、一人になると落ち込んでしまう。

まあ、人間誰しもそういう所はあると思います。

萩本欽一さんが、人生は幸せ50%不幸せ50%で出来ているんだよと仰ってましたが、

そうなんだろうなぁと思ったりもします。

ここ最近、ある同級生が遠くから私を訪ねてきます。

同業者なんですが、卒業以来会う事も連絡する事も無かった昔の友人です。

めちゃめちゃ明るくて元気なヤツなんですけど、仕事に関して悩んでいるらしいのです。

『患者は沢山来るのに、俺治せないんっすよ。』

会っていない10年間、ずっと私のブログを読んでいたらしいのです。

私も8年位前はそんな感じで、治してないから患者が通って来る毎日が苦しくて、

ストレスで病気がちだった頃を思い出しました。

そんな彼に個人セミナーをしてあげて、手取り足取り治し方を教えてあげると、

めちゃめちゃ楽しそうに喜んでくれるんですね。

そして彼が喜ぶ姿を見て、私も元気を貰うわけです。

最近元気が無かったんですけど、彼のお蔭で私も元気にやっていけそうです。

誰しも悩み苦しむ訳ですから、元気を与えるリレーをしていく事が大切なんだなと気付きました。

結局はこれが運の正体なのかなと思います。

逆に人の元気を奪うと悪運しか寄って来ない。

一方、邪心を持って私に近寄ってくる人には私はかなり冷たい。

人を寄せ付けないオーラがあると言われるのはそういう所にあるのかもしれません。

そういう所をうまくやれないんですよね、私。

もうちょっと社会性を身に付けないといけないと思い始めています。

その為には脳を変えないといけないと思い、根拠は無いですが左利きを練習しています(笑)

さて私は変わるでしょうか?(笑)

話は変わって、先日前十字靭帯断裂の患者さんが二回目の来院をされました。

受傷後一ヶ月ですが、日常生活は問題ないレベルまで回復しています。

膝に特化したナチュラリゼーションメニューをやってもらっています。

この壮大なる実験もどうなっていくのか楽しみです。

いつも読んで頂いて有難うございます。

VALETE!

第42弾!終活問題を考える。2018.4.1

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こんにちは、松本淳です。

すっかり春になりましたね。

京都は桜満開です。

今年の春は暖かくなるのが早いですね。

バラの開花もきっと早いはず。

春は楽しみが沢山あって嬉しい限りです。

三月は卒業の季節ですが、うちに通ってる中学生も何人か卒業しました。

週1で通えるのは中学までなので、うちも一旦卒業なんです。

野球している二人は三年以上も通ってくれたので、卒業するとさみしいですね。

去年もそうでしたが、この時期は心にポカンと穴が空くんです。

その内の一人はナチュラリゼーションの申し子とも言える子でした。

私の分身とも言えるような体になってしまいました。

三年前はこう思っていました。

ナチュラリゼーションをずっとしていたら人間じゃない体になるのではないか?

そうなったら社会復帰できるだろうか?

そんな心配をしていましたが、普通に社会生活を送っています。

良かった!

こんなにも全力で、100%で教える事ってそろそろ終わりなのかなと思っています。

私の母が70歳過ぎて、終活と言い始めています。

実は私も40過ぎてから考え始めていまして、取り敢えず仕事をどう終えようかなと。

別に暗い話じゃなくて誰でも終わる訳ですから、どう良い終わり方をしようかと考えている訳です。

50歳で仕事のピークを持ってきて、60歳で終えたいなと考えています。

サラリーマンなら普通にそうなりますけど、自営業なので自分で道を考えないといけないのです。

ナチュラリゼーションを開発して普及してきましたが、今後はこれを世界に広めようと考えています。

ケニアでは始めましたが、次はヨーロッパを考えています。

その入り口をイタリアで考えているんですが、イタリアは外国人にあまり寛容な国ではないんですね。

移民問題があって外国人が労働許可を取るのも簡単ではないみたいです。

終活問題の前に就活問題をクリアしないといけません(笑)

いっそのことイタリア人と結婚しようと考えましたが、

そっちの方がハードルが高そうです(涙)

よっぽどの事が無い限り、イタリア行きはまだ先になりそうです。

その前に前十字靭帯の治療法を確立しないといけません。

今回の前十字断裂の方も受傷後一ヶ月ですが順調です。

経過はここだけで報告していきます。

それともうちょっと選手育成で結果を残さないといけません。

こればっかりは適齢期になれば結果は出るので待つしかありません。

まあそんなこんなで今は桜な時間を過ごしています。

いつも読んで頂いてありがとうございます。

GRAZIE!

お知らせ

東京レッスン再開します!
https://jun-matsumoto.com/2020/06/16/seminar-july2020/

ねっと治療院
https://jun-matsumoto.com/net-therapy/

オンラインレッスン
https://jun-matsumoto.com/online-lesson/

二冊目の本を電子出版しました!
「超自然体を作る方法」
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MKNX9VV/

前十字靭帯断裂の自然治癒に成功。
https://goo.gl/dbt8uV

アキレス腱断裂のセルフケアマニュアル
https://note.mu/naturalization/n/nc7be399c94a5

京都プライベートレッスンはこちらへ。
https://jun-matsumoto.com/sekkotsuin/

ナチュラリゼーションケニア募金よろしくお願い致します!
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第41弾!まだまだ治療家は辞められない。2018.3.15

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こんにちは、松本淳です。

やっと春らしくなってきたので、また少しづつランニングを始めています。

寒いのが苦手なので冬の間は私は走らないんです、はい。

久しぶりに走ると筋肉痛がヤバいですね。

日々ナチュラリゼーションをしてランもするというのが理想的なんですけど、

流石に両方すると私の体力では疲れが溜まります。

老化したくないので無理やり体を動かしていますけど、

動物的には走れなくなったら死を意味するんですよね。

だから、いつまでも走っていたいんですね。

変な話ですけど、治療家としての死っていつなのかなと思ったりします。

治療しなくなったら死なのか、治療する必要が無くなったら死なのか。

近年の私は治療する必要が無くなって、そして治療をする事も殆ど無くなりました。

治療家と名乗る事も殆ど無いので、治療が出来る人と思われなくなっているかもしれません。

治るのが当たり前になりすぎて、治せました!的な発言も自然としなくなりました。

私は治療家として死んだのだろうか?

別に治療家でいたいというこだわりも無いんです。

しかし、辞めるなら全ての怪我を治せるようになってから辞めたいとは思ってきました。

以前から言っていますけど、膝の十字靭帯断裂をまだ治せていないのです。

世界では医者も含めて二人くらい治せる人がいるんですけどね。

恥ずかしながら私はまだ出来ていない。

あー、恥ずかしい。

才能無いなら辞めてしまえとも思いましたが、まだ諦めがつかない。

世界中の論文を読み、いろいろな仮説を構築して、この十年で最後まで実践できたのはたったの一人でした。

本人の同意を得る事の難しさや、医者に邪魔されたりなどの困難があり、実践自体が難しいのです。

私の所で十字靭帯断裂の治療を希望する人は一年に一人あるか無いかです。

半分諦めていたのですが、先日前十字靭帯断裂の患者が来ました。

まあ、これは神様がやれとチャンスをくれたのでしょうね。

結果はどうなるかは分かりませんけど、やってみます。

患者を紹介してくれなんて思っていませんが、十字靭帯に関してはご協力を願っています。

話は変わりますが、やっと春になって試合シーズンですね。

今年も選手達がどんな結果を残してくれるのか楽しみです。

私にとったら数年前にやっていた事の通知表になるわけです。

欲張りですけど今年もプロ野球選手が誕生してほしいです、はい。

中3の時に、この子は高校で150キロ出せるという直観があった子がいます。

去年は牧丈一郎君が152キロを出してプロへ行きましたが、あの子の時も直観はありました。

さて、今年も直観は当たるでしょうか。

ちなみにダイナミックアーチを開発した時も、あ、これで日本記録が出る!という直観がありました。

うちの陸上選手達にも期待していますが、日本記録まではまだ数年掛かりそうです。

楽しみは後に取っておきましょう。

まあ、そんなこんなで日々楽しみながらも格闘しています。

では、また次回お会いしましょう。

VALETE!

第40弾!顎ワークの意味を考えるの巻。2018.3.1

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こんにちは、松本淳です。

やっと京都も温かくなってきました。

春ですね、春。

私はお花の咲く春が一番好きです。

あ、そして先日42歳になりました。

おめでとうメッセージが日本人よりケニア人の方が多かったという(笑)

生まれる国を間違えたのかもしれません。

このメルマガもお陰様で40回目です。

お役にたっているかどうかは分かりませんが、ご購読ありがとうございます。

最近YOUTUBEで色々と投稿しています。

観て下さっている方おられますか?

実は人前で話すのって凄く嫌なんですよね。

偉そうに喋ってないかとか、いろいろと考えて今までしてこなかったんです。

ブロガーのはあちゅうさんが、書けたら話せると言っていたので、

試しに撮ってみたら、これがまた面白かったんです。

何がって、自分が話している自分のイメージと全然違うんですよね。

力説してたつもりなのに、めっちゃソフトやん?みたいな驚き。

誇張や誇大が嫌いなので、無意識のうちにそういうのも省いているんですね。

だからソフトになる。(笑)

これって一般の人には伝わらないだなろうなとも思いました。

専門家は嘘を見抜きますから専門家が聞きやすい話し方なのかもしれません。

でも回を重ねていくと慣れますね。

セルフイメージへの思い込みって意外と思い込みに過ぎないと思いました。

恥ずかしいと思って躊躇してたら、そのまま人生が終わるんだなと。

あと、人って意外と誘ったら来るもんだなと最近気付きました。

今まで来たかったら来るだろうと思っていました。

だから来て下さいって言わない人だったんです。

でも躊躇している人ってかなり多くて、そういう人に来ますか?って聞いたら、

喜んでくるんですよね。

やっぱり思い込みを棄てる事ですね。

歳を取ると思い込みが強くなる。

あー、歳取るのいや(涙)

で、今回のテーマは、顎ワークの意味を考える!

私は顎ワーク歴2年ですが、2年でどのような変化があったのか。

1年目で鼻呼吸が出来るようになって虫歯が無くなっていきました。

顔の吹き出物が圧倒的に減りました。

そして2年目の冬は、初めて乾燥で指先が割れなくなったんです。

口呼吸は慢性的に脱水しやすいんですね。

鼻呼吸による保湿力アップで肌の乾燥が無くなっていっているのかと思います。

肌というのは目に見える所ですが、実は肌だけではなく体内の水分保持も変わっているはずです。

プロフェッショナルセミナーに去年参加されていたМさんは、踵のひび割れが無くなったそうです。

彼は昔から知っていますけど、言葉を発する事に障害を抱えていたんですね。

脳の障害かと思っていたんですけど、実は顎だったんです。

彼は顎がなかなか開かなくて、顎ワークが出来るようになるまで5カ月位掛かったんです。

顎が開くにつれて言葉もスムーズに発せられるようになってきました。

顎が開く開かない、声が出る出ないって性格形成にも影響を与えるのかなと思います。

声が出ないと性格も内向的になっていくのかもしれません。

私がYOUTUBEで喋るようになったのも、もしかしたら顎ワークによる変化かのかもしれません。

いつの日か、人前に出るのが嫌という私の性分も変わっていくかもしれません。

ナチュラリゼーションは面白いですね。

まだまだ止められそうにありませぬ。

では、またお会いしましょう!

VALETE!

第39弾!トップスピードで駆け抜けろ!2018.2.15

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こんにちは、松本淳です。

今年は例年に無く寒い冬ですね。

先日、0℃位の公園でびしょびしょになって朝練をしていて、流石に心が折れました。

これって修行なのか、自己虐待なのか。。。(笑)

私は春が好きなので、春が待ち遠しい限りです。

最近オフィシャルページを開設してからまたブログを書きだしています。

昨年はパクられる事に悩んでいた時期で、情報をあまり出してませんでした。

情報も眠らせていても何の価値も無いですし、水と一緒で溜めておくと濁るんですね。

情報を全部出し切ると枯渇してしまいそうですが、私の場合は逆なんです。

空っぽにするとまた新しい情報が生まれてくるんです。

そうなら情報を出しまくった方が私自身の為になるんですね。

それを他人がパクるにしても理解するのに時間が掛かる訳です。

私は理解してから書いている訳ですから、この時間の差は埋められないんです。

情報をトップスピードで大量に出せば出す程、誰もパクりで着いて来れなくなるんです。

まあそういう訳でして、これから出来る限り大量に情報を出していくつもりです。

ナチュラリゼーションの普及に関しても、他人に広めてもらおうみたいな考えがありました。

しかし、生み出した私と学んでいる人との間にはやっぱり雲泥の差がある訳です。

私が生み出した訳ですから、一番理解している私が先頭に立って広めないといけないと思い直しています。

前回の一割の法則じゃないですけど、セミナーに来られた治療家の一割の方は本当に実践されているんです。

九割はナチュラリゼーションの美味しい所だけを取り入れる方で、それはそれで良いと思います。

一割の方は本当に断捨離をしておられます。

ベッドも棄てて、治ろうとしない患者も棄てて、そうなると経営は厳しくなります。

バイトを始めたり、農業を始めたりされています。

私もそうでしたから、別に可哀そうだとは思わないんです。

あー、この方達は本当にゼロからナチュラリゼーションをされているんだなと感動すら覚えます。

そこから繁栄していくには数年掛かると思いますが、心より応援したいと思っています。

こういう方達とは一生繋がっていけるかなと。

そんなこんなで、また今年も頑張っていこうかなと思います。

では、みなさん次は三月にお会いしましょう。

もうすぐ春ですね♪

新コーナー

五十肩は手のターンアウトで治るよ。