第61弾!ネット治療院の未来 2019.2.1

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こんにちは、松本淳です。

寒い季節真っただ中ですが、皆様お元気されてますでしょうか?

前回は、私は健康なんで!と調子に乗っていたら、久しぶりに風邪をひきました。

冷たい雨の中走るのはあまり良くないですねw

今年からちょっと新しい事を始めようと思っています。

以前から、ねっと治療院というセルフケア動画を配信してきました。

あの動画で治った人も沢山おられまして、あれはあれで良かったと思っています。

問題があるとすれば、動画配信では私からの一方向のメディアなので相手の状態が分からないんですよね。

診察が出来ないし、相手が正しく出来ているかも分からないんです。

それでも効果が出ている訳ですから、双方向のメディアであればもっと完成度の高い治療が出来ると思うのです。

それで今試験的に行っているのが、ビデオチャットを使った治療です。

皆さんはビデオチャットやビデオ通話をされたことがありますか?

友達同士とか、家族の間では使ったことがある方も多いかもしれません。

しかし、日常の生活でビデオチャットを使う必要性はあまり無いと思います。

ましてや会ったことの無い人とビデオチャットするのは、かなりハードルが高いかもしれません。

しかし、私にとったらこんなに便利で有難いものはないと思っています。

今まででもメールやLINEで質問や相談が来ると、出来るだけ丁寧に返事を返すようにしています。

しかし、一人の人とのメールのやり取りがなかなか終わらないんです。

何故かと言いますと、相手が状態が正確にわからないからなんです。

相手は自分の状態を主観的に言われますから、客観的状態とかけ離れている場合も多いんですね。

ですから色んなパターンをこちらが想像して、何度かメッセージをやり取りしないと相手の状態を把握出来ないんです。

そういうやり取りが複数人いらっしゃると、かなり時間を浪費してしまいます。

そこでビデオチャットで視覚情報が得られると、正直一瞬で終わるんです。

ずっと動画見てやっているんですけど変わらないんです!

とういう方をビデオチャットで観察すると、それ真逆のことやってますよ!と一瞬で分かるんですね。

今までのメッセージのやり取りが、いかに無駄の多いことか。

私の時間の無駄だけでなく、相手の時間の無駄にもなるわけです。

例えば、一年間あるセルフ動画で自習されてて、もし間違った事をやってきたとすれば、その方の一年間がある意味無駄になるわけです。

ビデオチャット一回で分かる事に、無駄に一年間を浪費すること程勿体ない事はありません。

それだけではなく、今までは来院をお願いしてきたアキレス腱断裂や前十字靭帯損傷などの外傷も、ビデオチャットだけで治療が可能となります。

そういった難しい外傷治療では、メッセージだけでは治療は困難で、遠方の方にもわざわざ来院をお願いしていました。

今現在は、前十字靭帯損傷のマレーシア人にビデオチャット治療をしています。

レントゲンやMRI画像を送ってもらって、動画で体の状態を確認し、ナチュラリゼーションを動画で教えるだけです。

前十字靭帯損傷の保存療法は、世界的にも価値の高い治療法ですから、世界中の患者をビデオチャットで治療できるようになります。

世界には健康保険に入れない人も沢山いて、そういう方は前十字靭帯を損傷すると手術は出来ないので、保存治療しか選択肢が無いわけです。

前十字靭帯損傷の保存療法に関しては、世界の方が需要が沢山あるんですね。

何でビデオチャットで治療が出来るのかと疑問を持つ方も多いかもしれません。

それはですね、私は触らなくても治療が出来るから!

ベッドを棄てて、ナチュラリゼーションだけで治してきたから出来るんですね。

ですから、現在ベッド治療されている方には無理です。

片手間にビデオチャット治療始めてみても無理です。

ベッドを棄てて、冷たい雨風にさらされてきた人にしか出来ません。

こうやって時代が変わってきたので、治すだけで生きていけるかもしれません。

では、また次回お会いしましょう。

Arrivederci!

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