皆様、明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します!
皆様は良いお年を迎えられましたか?
私は良い感じです。
健康なので!
年末年始は時間があったので、色々と今後の事を考えていました。
2019年はどうなるのか?
その先の時代はどうなるのか?
年末はセミナー参加者の方々と打ち上げをしたりで、色んな本音を聞く機会がありました。
ナチュラリゼーションをすると患者が治っていくんですが、治ると来なくなるという悩みは良く聞きます。
このテーマについての答えはなかなか見つからなかったんです。
治療院業界というのは昔からそうなんです。
患者を治してはいけない。
患者をいかに通わせ続けるかなんだよ!
そんなことやってるから儲からないんだよ!
それがビジネスだよ、まつじゅん君!
そうなのかもしれないし、たぶんそうだったんでしょう。
私はその考えが生理的に受け付けられないので、ずーっと拒絶してきました。
他の業界ならまだしも、医療業界でそれをやってはいけないと思っていました。
しかし、時代が変わってきたと最近思うんですね。
どうも今までとは違う傾向になりそうな予感があるんです。
西野亮廣さんの本を読んでなるほど!と思った事があります。
信用がお金に換わるという話。
この信用と人気グラフをご覧ください。
Aが人気も信用も無いグループ
Bが人気は無いが信用はあるグループ
Cが人気はあるが信用が無いグループ
Dが人気も信用もあるグループ
誰しもDを目指すと思いますがこれは簡単な事ではありません。
生まれの差はあっても誰しもAから始まります。
ここでAからBに行くか、Cに行くかでは大きな違いがあります。
Bは職人タイプで、Cは経営者タイプと言えます。
治療院業界では、Bはガチで治し、Cは通わせるタイプと言えるでしょう。
今までの時代は、Cグループが美味しい汁を吸えた時代なんです。
しかし、Cグループは入れ替わりが激しいんです。
10年前にあれだけ流行っていたのに今は没落しているという事が多々あります。
Dは揺るがないですが、Cはちょっと環境が変わると一瞬で淘汰されるグループなのです。
一発屋芸人と同じで、実力が無いとすぐ消えてしまうのです。
今の時代は嘘がすぐバレてしまう時代になりつつあります。
ネット社会になって、嘘の宣伝や実力が無い事がすぐに拡散してしまいます。
広告をつぎ込んで売っても、アマゾンのカスタマーレビューで厳しい評価が一瞬で返ってきます。
ネット広告が増え、クリックを誘導する広告を人々が信用しなくなってきたのです。
広告よりも、カスタマーレビューが信用される時代なのです。
一方、正直者で馬鹿を見てきたBグループはどうでしょうか。
患者を治したら、患者が人に広めてくれるんですよ。
しかし、一人の患者が広められる数なんてしれている訳です。
治してくれる治療院は潰れないですが、大繁盛する事は滅多に無いです。
患者をベルトコンベアーのように回転させるCグループには売り上げは到底勝てません。
そして、時代は変わりました。
ネットの時代になって、一人の患者が広められる数が無限になったのです。
そして、検索によってBグループは発掘される時代になったのです。
広告によって検索の上位にヒットはしますが、本当に検索している層は下位まで調べます。
これから時代の傾向として、今まで埋もれてきたBグループがDグループの領域へ浸食していくだろうと予測しています。
グラフの人気軸は時代や環境によって常に変動しているのです。
BとDには偏西風が吹き、AとCは逆風が吹くでしょう。
だったらCからDへ行っちゃえばいいじゃん?
しかし、私の知っている限りでは、CからDに行った人はいないですね。
一番の近道はAからDじゃないの?
それが出来る人は天才ですよ。
私は凡人なので高ーく登ってから偏西風を待ちますw
では、皆様今年も宜しくお願いします!