第13弾!ナチュラリゼーション in ケニア その弐。2017.2.1

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こんにちは、まつじゅんです。

ケニアが恋しくて恋しくてたまらない日々であります。

もしかして私にはケニア人の血が入っている???

私の起源?いや、人類の起源を探しに3月末からまたケニアへ行ってきます。

私の生徒がこの2月3月とケニア合宿へ旅立つので様子を見にいきます。

日本選手権でも走っている現役バリバリのランナーです。

約1年半ナチュラリゼーションをたっぷりやってきた選手がケニアの裸足トレーニングでどう進化するのか?

今まで何度も語ってきましたが、ナチュラリゼーションとは人の体を野生化していく事なんです。

本来の美しくて自由な体を縛ってきた現代化という鎖を解いていく作業なんです。

彼女はナチュラリゼーションの体現によって十分にその鎖を解いてきました。

日本人はケニア人のようには走れないと言われてきましたが、彼女はケニアの環境で十分ケニア人相手に走れると期待しています。

今の若いケニア人の世代は裸足では育っていません。

だから裸足で走れるようになるにはかなり苦労すると思っていました。

それがですね、彼らは初めての裸足レースでも普通に普通に走っていたんです。

これが衝撃の映像です。

こんなガタガタの道を男子トップの選手は1万メートル30分で走ってました。

結局はナチュラルな体でナチュラルな走りが出来ればシューズも裸足も同じなのかもしれません。

靴or裸足論議よりもナチュラルな体を取り戻す事が大切なのです。

言葉は悪いかもしれませんが例に例えますと、

動物園で生まれて動物園で育ったライオンは野生に戻れるか?

その失われた野生を取り戻す為の作業がナチュラリゼーションなのです。

野生の準備を終えた先の私の生徒はケニアという野生に飛び込むわけです。

ケニア=野生ではないですが、日本人ランナーにとってケニアランニング界は野生と言ってもいい差があります。

クロスカントリー1万メートルを裸足で普通に30分で走る世界ですから。

しかもその大会はケニアの二流選手の大会だという事を考えると末恐ろしいですね。。。

このメルマガは「治せるセラピスト講座」なのにランナーの話ばかりと思う人もいるかもしれません。

甘いね。

甘いよ。

私にとっては治療することも選手を育てることも同じ感覚なんです。

治療が出来れば選手も育てられるんですよ。

トップレベルの治療が出来ればトップレベルの選手の技術指導も出来るのです。

たとえそのスポーツをやったことがなくてもです。

痛みの原因も、選手の伸び悩みの原因も同じなわけです。

自然な動きが出来ているか?

自然な動きを邪魔しているものは何か?

それが見えれば全て同じです。

それが見えるようになるには自身の身体感覚のレベルを上げるしかない。

セラピストとしての、指導者としてのレベルを上げるに是非ナチュラリゼーションを体現してほしいのです。

ナチュラリゼーション ― 人間は本来もっと自由に、痛み無く、美しく、速く、強く動けるはずだ。

ではまたお会いしませう!

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